退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【統一地方選】自己採点、そして意外な人たちが……。

統一地方選後半戦が終わりました。私の住んでいる区では、区長選はありませんでしたが区議会議員選挙がありました。前の記事で60人ほどの立候補者のなかから1人に投票するのはむずかしい、と書きました。

さて私が投票した候補者はどうなったかチェック(自己採点と勝手に呼んでます)すると、見事に当選していました。しかもかなり上位での当選です。これなら私が入れなくて大丈夫だったかも。ほかの人に投票したほうがよかったかななどと、思いましたが、すべては結果論ですね。とにかく私の一票がムダにならなくてよかった。

さてネットを見ていると、他の区ですが意外な人が二人当選しているのを見つけました。

ひとり目はマック赤坂さんが港区議会議員選で初当選。スマイル党党首。独特なスタイルで選挙活動をしてきたので知っている人も多いでしょう。今回で選挙は最後にすると表明していたようですが、見事当選です。

こう言っては失礼かもしれませんが、これまでの赤坂さんはどちらかといえが「にぎやかし」のタイプ。すなわち泡沫候補として扱われることが多かったように思います。

赤坂さんはドキュメンタリー映画『立候補』(2005年)に出演していて、これをポレポレ東中野(たぶん)で見て強烈な印象を受けた記憶があります。この映画でも「落ちるとわかっていてなぜ出馬するのか?」というテーマで撮られていました。ついに当選を果たしたいまあたらためて見直したいです。

映画「立候補」 [DVD]

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ふたり目はアイドルグループ「仮面女子」で「桜雪」として活動していた橋本ゆきさん。渋谷区区議会議員選挙に当選。仮面女子を追いかけていたわけではありませんが、以前、桜雪名義で書かれた大学受験本を読んだことを思いましました。地下アイドルが東大生になる体験談です。当時の読書メモを読み直してみました。

www.nikkansports.com

使用した参考書や勉強法などの受験テクニックだけでなく、大げさに言えば「モノの考え方」を教えてくれる本で受験生にもきっと参考になると思います。アメブロの受験カテゴリーで人気ブロガーになったそうですが、「落ちろ落ちろ」というすごい数のコメントがあったそうです。これを克服して東大に合格するのはすごい。

今回、彼女が政治家としての一歩を歩み始めるわけですが、活躍にに期待したいと思います。

とことで、わたしの区にはこのようなユニークな候補は見当たりませんでしたが、当選者リストを見ていると「NHKから国民を守る党」の候補者が結構上位で当選していました。どのような政治活動をするのか未知数ですが、こうした勢力が伸長して、NHKというか公共放送のあり方を見直す契機になることを期待したいです。

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