先日、ヤフーグループにある電子書店が統合されるという記事を書きました。その時点では、旧「eBookJapan」のサービスがそのまま継続されるのかと思っていましたが、そうではないようです。
サイトもアプリも一新されて、新しい「ebookjapan」に生まれ変わるようです。いずれ旧サイトや旧アプリは使えなくので、週末、時間をとって引っ越してみました。MacのChromeでは「引っ越し」ボタンが押せずに何か嫌な予感がしました。どうなっているのだろう。
iPadのChromeを立ち上げてようやく「引っ越し」ボタンを押せました。その後、ゴニョゴニョして移行作業終了。旧サイトで購入したコンテンツはすべて無事移行できました。正確には冊数が合致しただけですが、ネットでは冊数が合わずに困っている人もいました。私はそういう思いをすることなくギリギリセーフというところでしょうか。
さっそく新しい「ebookjapan」のサイトとアプリを使ってみましたが、まるっきり別モノでびっくりしました。設計思想については様々でしょうから一概に劣化したとは言いたくありませんが、老舗電子書店が培ったノウハウがまるで活かされていないのはもったいない。これでは何のために買収したのかわかりません。
すぐになんとかしてほしいのは、サイトもアプリも画面が「白い」こと。目に突き刺さる色彩設計で非常に疲れます。すぐに輝度を落としたくなりました。これは本当に電子書籍のユーザーがテストしたのかと疑問に思います。せめて、画面デザインにいくつか「テーマ」を用意して落ち着いた色づかいの画面を選べるようにしてほしいです。
それでもマンガに限っては画質や品揃えを考えるとまだまだ他の追随を許さないので、コンテンツが劣化しない限りはまだ巻き返すチャンスはあると思います。今後サイトやアプリがユーザーの視点で次第に改善されていくことを期待します。
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