退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

電子書籍でコミック『魁!!男塾』を読みました

eBookJapanのお試しで『魁!!男塾』(全34巻)を読みました。通常「お試し」で読めるのは最初の数巻だけですが、今回はなぜか期間限定で全巻が対象でした。太っ腹! なお権利関係がどうなっているのかわかりませんが、集英社ではなく別会社による提供でした。

魁!!男塾』は、宮下あきらによるコミック作品。「週刊少年ジャンプ」に1985年から1991年にかけて6年間余にわたり連載されていた人気漫画です。なつかしい。いま振り返ると、なぜあれほど熱中して読んでいたのわかりませんが、当時のことを懐かしく思いながら全巻読了しました。

魁!!男塾 第1巻

普段寝る前に少しだけマンガを読んでいますが、ここ数日は期間限定の『魁!!男塾』を読み終えるため"特別体制"で読んでいました。一度にダウンロードしようとしたが、iPadの記憶容量が不足になる始末です。

作品初期は軍国主義を背景したギャグ漫画でしたが、途中からはバトル物にシフトして長期連載を達成しました。熱中していたのは、やはり中国拳法などの武術を導入した死闘シーンがメインになってからです。闘技場や登場人物の使う格闘技など、アイデア満載の演出に毎回ワクワクしたものです。また架空の出版社「民明書房」の書籍を引用したウンチクも楽しめました。

魁!!男塾 第34巻

ただし、死んだと思われた登場人物が、実は生きていて再登場するパターンが続いたのには、さすがのファンも「これはないだろう」と思った記憶があります。今回は数日で全巻通読したせいもあり、「また生き返ったよ」と苦笑いしながら読みました。

今回はバトル物なので、比較的速く読めたこともあり、なんとか期限内に読み終わることができました。これがややこしいマンガだとこうはいきませんね。

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読了後、現在Amazonプライム・ビデオでアニメ版『魁!!男塾』が配信されているのを見つけました。アニメは当時「コレジャナイ」と思った憶えがありますが、ちょっと見たみたくなりました。

魁!!男塾 TVアニメシリーズDVD-BOX

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