退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「さいとう・たかを ゴルゴ13」展 @川崎市市民ミュージアム

少し前になりますが、川崎市市民ミュージアムで開催中の「連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13」用件を聞こうか……」という特別展に行ってきました。

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玄関ホールのゴルゴ

孤高の狙撃手を描いた人気漫画「ゴルゴ13」の連載が始まったのは1968年11月。なんと今年は50周年にあたります。もちろんコミックの連載最長記録更新中。

展示は多数の貴重な原画とパネル展示が中心ですが、門外不出だったさいとう・プロダクション内“武器庫”の各種モデルガンや仕事場の再現コーナーなどの体験コーナーも設置されていて楽しめました。

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ゴルゴ愛用の銃「アーマライトM16」

また長期連載が可能だったのは、分業によるプロダクション体制に依るところも大きいようです。「ゴルゴ13」制作の裏側を通して分業体制の実態に迫るパネル展示も興味深く見ました。

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仕事場の再現コーナー

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俺のうしろに立つな

客層は息子連れで来ていた人もいましたが、案の定、中高年男性が中心です。まあ予想どおりですね。会場が駅からやや遠いのが難点ですが、ゴルゴファンは見逃せません。

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川崎市市民ミュージアムの看板

余談ですが、ミュージアムでは「ビッグコミック50周年展」という企画展も開催されていました。「ゴルゴ13展」のチケットで割引してほしかったなぁ。

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川崎市市民ミュージアム入口前のポスター

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川崎市市民ミュージアム 30周年