退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

底辺校の生徒が東大受験を目指す、コミック「ドラゴン桜」を全巻読了

今年の大学受験シーズンもほぼ終わったが、昨年秋から読み始めた三田紀房のコミック「ドラゴン桜」 (全21巻)を読了した。2003年から2007年まで「モーニング」に連載された人気作品。私が読んだのはこれで3度目になる。

ドラゴン桜(1) (モーニング KC)

ドラゴン桜(1) (モーニング KC)

ドラゴン桜(21) <完> (モーニング KC)

ドラゴン桜(21) <完> (モーニング KC)

底辺高校・龍山高校は倒産の危機。債権整理のためにやってきた弁護士・桜木は、方針転換し一年以内に東大合格者を出して、進学校として名を売って高校を再建することを決意する。特進クラスに集まった水野と矢島の男女二人の生徒を、強力な講師陣がユニークな勉強法で指導して東大合格を目指す。

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受験情報は多少古くなっているが、二人の受験生の成長物語としていまでも気持ちよく読める。二人の家庭の対比や、他の受験生との関わりなどよく考えられたストーリーで感心させられる。完全にハッピーエンドにならないラストも余韻があってよい。ただし画力にはちょっと疑問が残る。失礼ながら他のマンガ家に描いてもらったほうがよかったのでは……。

2005年には原作が完結する前にする前に、阿部寛主演でテレビドラマ化されている。ドラマでは特進クラスの生徒数が増えていて、受験テクニックより恋愛などの人間ドラマを軸にしている。さらに原作未完のため独自のラストが用意された。

ドラゴン桜 DVD-BOX

ドラゴン桜 DVD-BOX

今年になって本作の10年後を描く『ドラゴン桜2』の連載が始まったらしい。コミックは単行本になってから読むことにしているので未読だが、単行本が出るのを楽しみに待ちたい。画力は向上しただろうか。

ドラゴン桜2(1) (モーニング KC)

ドラゴン桜2(1) (モーニング KC)