退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【映画感想)『ベイビー・ドライバー』(2017) / アクション・ミュージカル映画という新ジャンル

新文芸坐で映画『ベイビー・ドライバー』(2017年、監督:エドガー・ライト)を鑑賞。アンセル・エルゴート主演。

天才的な運転技術を持つベイビー(アンセル・エルゴート)は、強盗犯罪の逃し役を請け負っていた。少年期の交通事故の後遺症で耳鳴りに悩まされている彼は、それを緩和するためにiPodを手放さず常にイヤホンで好きな音楽を聞いていた。そんなベイビーは恋人デボラ(リリー・ジェームズ)との運命的な出会いを経て、組織から抜け出す決意をするが……。

Go outside!

クライムアクションと音楽がシンクロしていて、まるでミュージカル映画のようだ。これまで観たことのない映像体験で楽しい。音楽にこだわりのある映画なので、洋楽に詳しければもっと楽しめるだろう。

以前見た『キングスマン』(2015年)とすこしテイストが似ているかもしれない。音楽にこだわるのは最近のトレンドなのだろうか。とにかく優れた音響設備を備えた映画館、もしくはヘッドホンを使っての鑑賞をお勧めしたい。


Baby Driver Trailer #1 (2017) | Movieclips Trailers

一方、ストーリーはヒネリはない。ウェートレスを恋に落ちるというベタな展開。フツーのレストランにあんなエロいウェートレスはいないだろう。主人公に簡単に付いていこうと思う女性心理もよくわからない。あとラストは本当にアレでいいのかと思うが、それはご自身の目でご確認ください。

カーアクションとガンアクションの両方を存分に楽しめる新しいジャンルの映画として後世に残るだろう作品だろう。

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