退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【映画感想】『タイタニック』(1997) / アカデミー賞を総なめした超大作

『さよなら日劇ラストショウ』という特別上映会で映画『タイタニック』(1997年、監督:ジェームズ・キャメロン)を鑑賞。

正直いうと何度も見たくなる映画ではないが、映画館の大スクリーンで見るもの悪くないだろうとひさしぶりに見てきた。当時大ヒットした映画なので、“売れ線”とは何なのかを考えてみるにはいい作品だろう。さらに大作なので日劇ラストとしてふさわし映画ともいえる。他に見たかった映画も上映権が切れていたのかリストになかったのは残念。

1912年に実際に起きた客船タイタニック号沈没事故を基にしたフィクション。画家志望の貧乏な青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)と上流階級の娘ローズ(ケイト・ウィンスレット)が船上で運命的に出会い、身分ちがいの障害を乗り越えて結ばれる。しかし不沈と言われた豪華客船は氷山に衝突して……。

まあこんな話だが、恋愛映画、パニック映画、ヒューマンドラマ(お涙ちょうだい)の要素をひとつの鍋に入れてごった煮にしたような映画。潤沢な予算がつぎ込まれたタイタニック号の沈没シーンは大迫力だが、登場人物の描写が浅いのであまり泣けない。

今回も近くの席に開演後早々に寝ている人がいたが、上映時間194分ととにかく長い。話題にはなったが映画としてはそれほど面白いとは思わない。この映画がアカデミー賞を総なめしたのかと、公開当時驚いたことを思い出した。


Titanic - Official Trailer [1997]

以前見たときと感想はあまりま変わらないが、100歳を越えるローズばあさんが亡くなった後、タイタニック号の乗員たちに暖かく迎えられる場面はいいなと思った。私も歳をとったということだろう。

旧現代工芸C013タイタニックは、Sモデルのボート塗装済み完成品