手帳術やノート術についての本を見つけると、とりあえず手に取ってみます。この本はタイトルの「執事」という言葉に惹かれて読んでみました。
- 作者:新井 直之
- 発売日: 2017/11/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
著者は世界の大富豪にサービスを提供する職業です。本のなかにも仕事の一端が紹介されていますが、これほどイメージが沸かない仕事もありません。知り合いに執事がいるという人も少ないでしょう。興味津々です。
しかし手帳・ノート術はいたってオーソドックスなものです。「3冊のノート」を使い分けるアナログとデジタルの融合が参考になります。
- 「第1のノート」…ノート(黄色のリーガルパット)
- 「第2のノート」…手帳(100円ショップの手帳)
- 「第3のノート」…カレンダーアプリ、リマインダーアプリ(Googleカレンダーで情報共有)
3冊のノートはこんな感じです。以前使っていたリーガルパットが懐かしく思えました、また使ってみようかしら。黄色なので他の書類に紛れないのはいいですね。また手帳はスケジュール管理に使わず、「目標を書くためのツール」というのも面白いです。
この本で紹介されている手帳・ノート術の特徴は、手帳やノートをとっている姿を顧客に見てもらい安心感を与えることを優先していることでしょう。職業がVIP相手のサービス業なので、その姿勢は十分納得できまます。
しかし業種や職種によっては、相手に与える印象より「自分」に役立つ手帳・ノートのとり方を優先させる方が合理的なこともあるでしょう。このあたりは人を選ぶかもしれません。
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