今週、東京が大雪に襲われて交通機関などに大きな影響がありました。
今回は事前に大雪になると注意喚起されていたにもかかわらず、会社からの帰宅困難者が出るなど、リーマンたちの社畜ぶりが遺憾なく発揮されていました。これは社会構造に起因することでもあり、安倍政権の「働き方改革」の成果を待つしかなさそうです(棒)。
さて私は親の仕事の都合で降雪地帯に住んでいたことがあります。この私の目からみて都内の大雪で不思議に思った人たちのことを3つ挙げてみます。
ポケットに手を突っ込む人たち
雪で足元が滑りやすいのにもかかわらず、多くの人がポケットに手を入れて歩いていました。滑ってころんだときに手を使えないと危険です。
私は「手袋を使ってポケットに手を入れるな!」ということは小学校で徹底的に教わりました。下手すると転倒時に頭を打って大変危険です。
街を歩く人で手袋を使う人が少ないのが不思議でした。
お湯をかけて雪を融かそうとする人たち
お湯をかけて雪を融かそうとする人がいるというのは都市伝説と思っていましたが、今回実際に目撃しました。路地に入ったところの飲食店の前でした。おっちゃんが道路に鍋からお湯をまいていました。
これは一概にダメとは言えませんが、今後の天候など条件次第ではスケートリンク状態になって極めて危険です。東京でもここ数日は気温が氷点下まで下がっているので路地も凍結したかもしれません。
後先考えずに湯水で道路の雪を融かそうする発想が不思議でした。
店の前の除雪をしないで平気な人たち
雪国では一般家庭でも自分の家の前を除雪するのが基本です。ましてや店舗ならなおさらです。
しかし大雪の翌日に通った商店街はちがっていました。きちんと除雪している店もありましたが、雪をそのまま放置している店もあり、足並みが揃っていません。その結果、商店街がとても歩きにくいことになっていました。商店街の結束の強さも関係あるかもしれません。
除雪のための道具がないという事情があるのでしょうが、まず自分の店の前を除雪しようとしないのが不思議でした。
まとめ
都内ではこれほどの大雪は数年に一度なので教訓が蓄積されないので仕方ないのかもしれません。学習効果は期待できないようです。今度の大雪にも同じような光景を目にすることになるような気がします。