退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【読書感想】小山龍介『片づけHACKS!』(東洋経済新報社、2016年)

これまで何冊も読んだ「HACKS」シリーズの新刊。手に取るとあいかわらず89個のHACKSが載っていて懐かしく感じたので読んでみた。筆者が能に傾倒していたのを知ってびっくりしたが……。これは別の話。

読書ノートを調べると、2009年秋に同じ筆者の『整理HACKS!』という本を読んでいた。メモによると、主にクラウド・サービスのか活用法を紹介した本だったが、いまではクラウドはすっかり日常化している。先見性があったのだろうか。

今回は流行中の「片づけ」という語がタイトルがあるが、ざっくりとした括りで仕事術を紹介した本。すぐに取り入れれれる手軽なものから、思想や戦略に及ぶような大きな話題まで並んでいて、一冊の本のなかにリズムがあって面白い。

いくつも役に立つHACKがあったが、そのなか3つ挙げて思ったことを書いてみたい。

スマホは究極のワンツール・マルチユース

オフィスでのモノを減らすには、専用の道具ではなく同じツールを使いまわすワンツール・マルチユースの考え方だ大事。その最たるものがスマホ。つまり、ゲーム機・カメラ・地図・書籍などがスマホに集約できる。

なるほどと思ったが、最近スマホが使えないことがあって困ったことがあり、あまりスマホ一点になんでも集約させるのはどうかなと思っている。利便性とどう折り合いを付けるかが思案のしどころ。

最近でもnasneを導入してスマホがテレビとして機能するようになったので、ますます集約化が進んでいる。たしかに便利なうえにモノは減って万々歳なのだが、ちょっと怖いなと思っている。

nasne 1TBモデル (CUHJ-15004)

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Kindle Unlimitedの影響

Kindle Unlimitedにより、過去の名著が読み返され、書店の店頭で新刊本を中心に販売されていたのとは異なり、名作と並べられ競争するようになるという。

まだまだKindle Unlimitedで過去の名著がなんでも読めるというわけではないが、上記のような変化はまもなく起こりそうだ。

音楽の世界でもSpotifyでは新譜と並んで名盤が並んでいるので、同じことが書籍で起こってもまったく不思議ではない。

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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音声認識を使った高速アウトプット

音声入力の有用性については、野口悠紀雄『話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる』がも強調されていたが、さすがに実際に音声入力を使っている人を見たことがない。

話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる!

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音声入力を少しだけ試してみたことがあるが、やはり人目があると変な人に見られそうなのが難点。またスマホ内蔵のマイクを使って話していると同時に画面を見れないのも不便だった。

筆者はマイクを使っているとあったので、これならば画面を見ながら音声入力できそうだ。さっそく試してみたい。

SONY エレクトレットコンデンサーマイク ECM-SP10

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