退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【映画感想】『スター・トレック BEYOND』(2016) / 別にスタートレックでなくてもいいのでは…

近くのシネコンで映画『スター・トレック BEYOND』(2016年、監督:ジャスティン・リン)を見てきた。上映終了が予告されたので慌てて見に行ったが、もう打ち切りということは興行的にはいま一歩だったのだろうか。

スター・トレック BEYOND オリジナル・サウンドトラック

本作は「ケルヴィン・タイムライン」シリーズの第3作にあたり、前作の2本がよかったので期待が高まる。だがしかし脚本がイマイチで、こうした復讐譚をスタートレックでやる必要があったのだろうかという疑問を感じた。スタートレック特有の世界観というか思想が希薄だったのは残念。トレッキー以外の一般の客層に訴求したかったのかもしれないが逆効果だったように思う。これでは、ただのSFアクション映画だ。

ただし、どんなシナリオでも映像はさすがのハリウッド・クオリティで日本映画では到達できないレベルにある。ぜひ映画館で鑑賞するべき映画と言えるだろう。


Star Trek Beyond - Trailer (2016) - Paramount Pictures

また敵がエンタープライズに白兵戦を仕掛けてくるシーンや、エンタープライズが攻撃を受けて満身創痍になるシーンなどは、「宇宙戦艦ヤマト」などの日本のアニメ作品の影響が感じられたが実際どうなのだろうか。とにかくストーリーはともかく映像は見ごたえがあった。

ラストでジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)が提督(Vice Adminaralと言っていたかな)への昇進を打診されるが、艦隊勤務から外れるため固辞するシーンがあった。第3作でもう提督とはいかにも早すぎる。もっとじっくりとカークの成長を描いてほしかった。

【チラシ付き、映画パンフレット】 スター・トレック BEYOND