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退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【都知事選 2016】落ち穂拾い

先週末、舛添前都知事の辞任を受けた都知事選の投開票が行われ、小池百合子氏が初の女性都知事に選出された。以下、今回の都知事の結果を見て思ったことを書いてみたい。

有力三候補以外の選挙結果

今回の選挙は、実質的には有力三候補(小池、増田、鳥越)以外の候補者に当選の可能性はなく、他の候補に投票しても死票になることはほぼ明らかだった。それにもかかわらず他の候補に一票を投じるのはなかなかの決断だ。誰でも自分の一票を死票にはしたくないからだ。

題4位以下の得票数は、ざっくり上杉隆18万、桜井誠11万、マック赤坂5万、七海ひろこ2.9万、立花孝志2.7万という結果だった。

上杉隆氏がほぼ18万票を獲得し第4位に入っていた。政策もよく準備されてたし、少なくともこれを叩き台にしてまともな議論ができそうだと思えた。有権者も見るところは見ているのだろう。正直感心した。

もうひとつは極端な政策を掲げてていた極右の桜井誠氏が11万票を超える得票を獲得したことだ。完全に泡沫だと思っていたが意外に支持を広げていることに唖然とした。ちょっと怖いほどだ。

この二人はいずれも10万を超えた票を獲得し、もはや泡沫とは言えない。しかし第4位の上杉氏でも得票率はおよそ2.7%にすぎず、供託金は没収である。

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謎の選挙ポスター

選挙ポスターを眺めているとちょっと面白いポスターがあったので記録に残しておく。「NHKから国民を守る党」という奇妙な政治団体から出馬した立花孝志氏の選挙ポスターである。元NHK職員という経歴を持つ。

最初見たとき、選挙ポスターの掲示板に小さいシールが貼ってあったので何かのイタズラかと思ったが、これが彼の選挙ポスターだった。ちょっと珍しいので記録を残しておく。

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▲小さいシールみたいな選挙ポスター

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▲シールの拡大写真

過去最多の立候補

今回の都知事選には過去最多の21人が立候補したそうです。既に述べたように有力三候補以外が当選する可能性はほぼゼロです。しかも得票率1割のハードルは高いので供託金を失う可能性が高い。

それでも立候補するのは、供託金を払っても余りあるPR効果が期待できるからだろう。泡沫候補の顔ぶれを見るともはや何がやりたいか分からない。こうした混乱を防ぐには、供託金を値上げすることも考えられるが、そうなると金持ちしか立候補できないことにもなりかねない。ムズカシイところだ。