日本でも配信が始まったスマホアプリ『Pokémon GO』が大人気ですね。週末、いつもの公園に行くと「Pokémon GO」をプレイしていると思われる人たちで大混雑でした。いままで見たことない光景で、ブームの到来を感じました。
しかし誤解している人もいるようですが、「ポケモンGO」は任天堂のゲームではなく、米人Niantic社のゲームです。そのことを分かっていない個人がいるのは仕方ありませんが、なんと熊本市まで任天堂に抗議したという記事があり驚きました。任天堂は関係ないとは言いませんが、抗議したいのなら米国法人Niantic, Inc. にするべきでしょう。仮にも政令指定都市の熊本市ともあろうものが抗議するなよく調べてからにして下さい。
当アプリは、米国法人Niantic, Inc.が開発を行い配信しており、当社の関連会社である株式会社ポケモンは、ポケットモンスターの権利保有者としてライセンス料及び開発運営協力に伴う対価を受け取ります。
なお、株式会社ポケモンは、当社が議決権の32%を保有する持分法適用関連会社であるため、当社の連結業績に与える影響は限定的です。
ざっくり言うと、任天堂の関連会社が米国法人Niantic, Inc.にポケットモンスターのライセンス契約をしているだけなんですね。ブームで享受する利益も限定的のようです。
「Pokémon GO」のブームで任天堂の株価が高騰しているのも、上に述べた錯誤に踊らされてる個人投資家が原因かもしれません。まあ投資は自己責任なのでよろしくお願いします。