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退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【映画感想】『海月姫』(2014) / 能年玲奈は持ってるなぁと再確認できるアイドル映画

Huluで映画『海月姫』(2014年、監督:川村泰祐)を鑑賞。原作は東村アキコによる同名コミック作品。

海月姫 <2枚組> [Blu-ray]

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原作を読んでいたので、封切り時に映画館に見に行こうしたが見逃し、ならば名画座と思ったがそれも叶わず、ついにHuluで見ることになった。

この映画の美点は2点。ひとつは能年玲奈の魅力を再確認できること。能年はNHKの朝ドラ『あまちゃん』で注目を集めたあと、本作と『ホットロード』の2本の主演映画を2014年に公開した。しかしその後、事務所をめぐるトラブルが響いて芸能界から遠のいている。将来再び活躍している姿が見られるのではないかと思わせるほど、「持ってるなぁ」と思わせる。その意味では現代のアイドル映画としても成功していると言える。

もうひとつは、能年に加えて、池脇千鶴太田莉菜篠原ともえ馬場園梓(アジアン)という奇跡のアンサンブル。原作のキャラクターのビジュアルをよく捉えていて楽しい。池脇千鶴なんてアフロで顔がほとんど分からないのによくオファーを受けたなぁ。この住民たちを見るだけでも映画を見る価値があるだろう。


映画『海月姫』予告編

一方、難点といえば鯉淵蔵之介(菅田将暉)の女装だろうか。まあ菅田がどうのこうのというより、女装してトップモデル並の容姿というのはマンガだからできる表現であり、やはり実写にするには無理があった、ということだろう。またファッションショーのコスチュームがダサいのも残念だった。

そうは言ってもコミックの実写化としてはいい線いってる。能年の再起を願いながら見ても損はしない程度には面白かった。

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