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退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

テレビアニメ「未来日記」見ました

ニコ生で一挙放送されていたテレビアニメ「未来日記」(全26話)をタイムシフトで見ました。えすのサカエの同名コミックのアニメ化作品で、2011年10月からチバテレビなどの独立局で放送されました。

懐かしいと思いながら見始めましたが、5年前の作品という微妙な時間感覚がいい感じです。物語は入り組んでいると言っても、中二病というかせいぜい中学生向けといったところですが、アニメとしてはとてもよくできています。登場人物が多い作品ということもあり多彩な声優陣の演技合戦も楽しめます。とくに主人公・天野雪輝(声・富樫美鈴)とヒロイン・我妻由乃(声・村田知沙)はすばらしい。

登場人物が所有している「未来日記」は多くは携帯電話の形状をしていて、各話に「留守応答」「着信拒否」など携帯電話に関連するサブタイトルが付いているのもユニーク。主人公たちの「未来日記」の多くはクラムシェル型のガラケーなのも時代を感じさます。アニメにはiPhoneのようなスマホ型のケータイも見受けられますが、クラムシェル型のケータイを豪快にへし折るアクション性が重要視されたのでしょうか。

物語は「未来日記」の所有者12人による次期「時空王」の座をかけた殺し合いのサバイバルゲームです。この戦いに巻き込まれた天野雪輝(ユッキー)の成長譚とも言えます。特筆べきは最強ヒロインの我妻由乃。病的にユッキーに思いを寄せるヤンデレっぷりがツボだという大きなお友だちも多いはず。DVD-BOXのジャケットにはヒロインの由乃の方がフォーカスされているのも得心が行くところです。

決してメジャーなアニメ作品ではありませんが、いま見ても良質のアニメ作品として見応えがありました。大量消費されていくアニメ作品のなかには当時は面白く見ていてもあらためて見返すと失望することもあります。そうした玉石混交のなかからアタリを見つけるのも楽しいものです。