退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

海外ドラマ「ブレイキング・バッド」なんとか完走しました

人気ドラマ「ブレイキング・バッド」をHulu見終わりました。クオリティの高いドラマとして定評があったのでいつかは見ようと思っていましたが、Huluでの配信終了が発表されて、この機会を逃すまいと見始めたのが運の尽き。

www.facebook.com

配信終了がスケジュールがすごかった。全62話ですから大河ドラマを凌ぐボリュームです(汗)。

順次Huluでの配信終了を予定しております。
下記スケジュールまでにご覧ください。
シーズン1:2/21まで
シーズン2:2/21まで
シーズン3:2/28まで
シーズン4:3/6まで
シーズン5:3/13まで

うわ、これ無理ゲーだと思いましたがなんとか完走しました。もっと早く告知してよ。

ニューメキシコ州の田舎街。主人公の高校の化学教師ウォルター・ホワイトは、自身に肺がんが見つかり余命わずかと宣告される。家族のために財産を残すため彼が選んだ道は、卓越した化学知識を生かした高純度の覚せい剤(メス)の密造。数々のトラブルの乗り越えてメス製造を本格化させていくが、犯罪を手を染めていくことは家族に言えず、次第に家族との絆を失っていくばかりか彼自身が変貌していく。

ソフトシェル ブレイキング・バッド シーズン1 BOX(3枚組) [DVD]

まあこんな話ですが、本当によくできたドラマです。高評価なのもうなずけます。アメドラは打ち切りで納得のできないラストを迎えることも多いですが、この「ブレイキング・バッド」はきちんと終わってくれます。伏線を無理矢理に回収しているかなと思う場面はありますが、あまり気になりません。救いようのないラストもなかなかいい。

アメドラを見ていつも感じるのは日本との住環境のちがいです。

主人公は、かつてはノーベル化学賞に貢献するほどの化学者だったがいまは「しがない高校の化学教師」という設定ですが、住んでいる家がすごい。ホームパーティーができる庭のあるプール付きの家で、ベッドルームもめっちゃ広い。

日本の感覚だと「しがない高校の化学教師」の住む家じゃないです。日本のトレンディードラマで主人公がありえないいい部屋に住んでいたりしますから、これが本当にアメリカの実情なのかはわかりませんが、日米の住環境のちがいを改めて感じました。

もっとも別に広い家に住みたいとも思いません。負け惜しみではありませんよ。「立って半畳寝て一畳」でいいかと。それよりも地下鉄駅の上に住んで、雨の日に濡れずに駅まで行ける方がいいな、とそんなこと思いながら久しぶりのアメドラを堪能しました。

普段はあまり海外ドラマは見ないのですが、たまにはドラマで異文化に接するのもいいですね。

www.youtube.com