東京メトロが1日乗車券のシステムを変更を発表しました。2016年3月26日から、その日の終電までではなく、24時間有効になります。
東京メトロでは、現在発売している東京メトロ線全線が一日乗り放題となる企画乗車券「東京メトロ一日乗車券」を更に便利にお使いいただけるように、2016年3月26日（土）から、乗車券の名称及び有効期間を以下のとおり変更いたします。また、「東京メトロ学生用1日券」及び「Tokyo Subway Ticket（1-Day,2-Day,3-Day）」の名称及び有効期間についても合わせて変更いたします。
●現行 始発から終電まで1日有効
1日間有効な「東京メトロ一日乗車券」（600円）
（使用例） 2月4日の17時に使用開始した東京メトロ一日乗車券は2月4日の終電まで有効
●2016年3月26日(土)以降 使用開始から24時間有効
24時間有効な「東京メトロ24時間券」（600円）
（使用例） 3月26日の17時に使用開始した東京メトロ24時間券は3月27日の17時まで有効
これはいいですね。これまで夕方に「一日券」を買うと、その日の終電までしか使えないのでなんとなく損した気分でした。これからは24時間有効なのでフェアですね。夕方から出かけて、都心で夜を過ごして始発で戻ってくるという使い方もできそうです。
もっとも私は都営地下鉄の沿線の住民なので、都営地下鉄でも同じルールに変更してほしいと願うだけです。この24時間有効ルールの方が合理的に思えます。
また外国人観光客の利便を考えるなら、ただでさえややこしい東京の鉄道ネットワークですから、せめて東京メトロと都営地下鉄は足並みを揃えてほしい。経営が分離しているのは長年にわたる歴史的経緯があるので仕方ないのですが、せめて利用者からは一体に見えるように運営できないものだろうかといつも思います。
実際、東京メトロと都営地下鉄の間の乗り換えで困っている観光客よく見かけます。東京五輪までにはなんとかしてほしいものです。
photo by Sprengben
