退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

アニメ「SHIROBAKO」がよかった

年末年始に録画した番組を少しずつ消化中です。週末、そのなかの大物、アニメ「SHIBOBAKO」(全24話)を鑑賞しました。

TOKYO MXで2016年1月2日の15時から18時にかけて第1話から6話まで、1月3日の9時から18時にかけて第7話から第24話までが一挙放送されたものです。2日目は18話分が9時間にわたり放送されたため、録画データはチャプター最大数99を越えてしまい後半はCM飛ばしができなくなる始末。長すぎです。

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「SHIROBAKO」は、高校のアニメ同好会に所属していた5人の女子が夢を追う姿を中心に、アニメ制作現場の日常を描いた群像劇。アニメ関係者が最もよく知っているアニメ制作現場を舞台にしてアニメをつくるというのはありがちなアイディアですが、これまで実現していないのは不思議ですね。

劇中にはアニメ業界の専門用語は説明なしにバンバン使われていきますが、見ていくと次第にアニメ制作の流れが分かっくるという仕組み。このアニメが現実のアニメ業界をどのくらい正確に描けけているかわかりませんが、ドラマとしてはよく出来ています。

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実在の作品や、人物、組織がパロディー化されて登場するのも見どころ。いろいろぶっこんできているので、一度オーディオ・コメンタリー付きで見たい作品です。

とくに面白かったのは第12話。ヒロインが庵野秀明と思しき人に会いに行ったり、ベテランアニメーターが若手と協力して作品を仕上げたりする第1クールのヤマ場です。

少し注文を付けるとすれば、「山ねずみロッキーチャック」のOP「緑の陽だまり」のパロディーは、男女のコーラスで歌ってほしかったかな。

あとアニメ業界で奮闘する5人のなかではやはり声優志望の娘がいちばん大変そう。競争は激しいし、旬は短いですからね。このアニメで夢を追う人が増えるかどうか分かりませんが堪能しました。続編があればぜひ見たいアニメです。

SHIROBAKO 2016カレンダー 壁掛け A2