退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

作詞家・岩谷時子、再び(異物あり)

先日、作詞家の岩谷時子の作品集「作詞家・岩谷時子の世界」を聞いて感銘を受けたので、別の作品集も聞いてみた。今度は2枚組。しかしジャケットにはやる気が感じられないし、センスがいかにも古い。

愛の讃歌~岩谷時子 作品集

愛の讃歌~岩谷時子 作品集

選曲は歌謡曲中心の選曲で、越路吹雪への提供曲の他には訳詞した楽曲がないのは残念。「作詞家・岩谷時子の世界」と重複している曲もあるが、それぞれの歌手の楽曲が少しずつ増やされている構成だった。リーフレットには一部の曲には岩谷さんのコメントが付いていたり、裏表紙には直筆の歌詞が載っていたりする。

名曲ぞろいでBGMで聞いていて心地よいのだが、1曲だけどうしても受け付けない曲があった。それは1977年にリリースだれたクーミンこと大場久美子のデビュー曲「あこがれ」(作曲:鈴木邦彦、作詞:岩谷時子)だ。歌唱力に難あり。現代ならいろいろなテクノロジーで誤魔化せるのだろうが……。ちなみに2枚めのシングル「追いかけないで」も、デビュー曲と同じコンビの作品である。

あこがれ [EPレコード 7inch]

以前、福永恵規の4枚目のシングル「夏のイントロ」という楽曲を竹内まりやが歌ったデモトラックを聞いたときに、「ああ、こんな歌だったのか」と驚いたことがある。大場久美子の「あこがれ」も、上手い人が歌うときっと違って響くのだろうかと思った。だれかカバーしてくれないものだろうか。

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