退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

アクティベーションとデータ移行(iPhone 6s 導入記 #02)

iPhone 5sau版)からSIMフリーiPhone 6sと格安SIMの組み合わせに乗り換えることを決意。勇んでiPhone 6sを買ってきたもののしばらくそのままにしていました。やっと重い腰を上げてまずauのSIMでアクティベーションしてみました。

移行前の端末をiTunesでバックアップ

最近は母艦なしでスマホを使っているユーザもいるようですが、さいわいこちらには心強い母艦(Mac)があるので今回はiTunesを使ってデータ移行を行います。iCloudを使ってもいいのですが、私はローカルで作業するほうが安心です。

まずiTunesで移行前の端末のバックアップを取ります。しかしその前にやっておくことがあります。iOSとアプリを最新版にアップデートしておきましょう。移行前と移行後の環境を揃えるためです。

日頃から最新版にアップデートしている場合は問題ないのですが、周りでまだiOS7を使っている人がいるのでIOSのバージョンには無頓着な人もいるようです。そうした人はちょっと困るかもしれません。

さてアップデートが終わったら、ITunesでバックアップを実行します。その際、「バックアップを暗号化」を忘れずにチェックしておきましょう。これはパスワードなどの個人データを含むバックアップデータを作成するためのオプションです。下図を参照してください。

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これで移行前の端末の準備は完了ですが、念のため写真データは上とは別の方法でバックアップしておくといいでしょう。思い出の写真などは失われると取り返しがつきません。用心深い人はすでに不測の事態に備えていますよね。

移行後の端末のアクティベーションとデータ移行

いよいよ移行後の端末を開封してアクティベーションです。アクティベーションにはSIMが必要なので、移行前の端末からSIMを移し替えてから電源オンです。当たり前ですが、auのSIMもちゃんと認識してくれました。ちょっと感動。

その後は言語を選択するなどガイダンスに従って、先ほど作成したバックアップデータを使ってデータを復元します。ただしIOSのバージョンが古い場合は、復元する前に最新版にアップデートする必要があります。

データの転送は少し時間がかかるので余裕を持って作業して下さい。

母艦から音楽データをコピー

こここまでくればひと安心ですが、上記のバックアップデータには「ミュージックアプリ」の音楽データを含まれません。必要に応じて母艦の音楽データをコピーしてください。私は使っていませんが、他にも「iBooksアプリ」や「ビデオアプリ」のデータもバックアップデータに含まれません。

落ち穂拾い

これで一応作業終了ですが、一部のアプリでは設定データをクラウドに置いているためか復元されていませんでした。その場合はサービスに再度ログインするなど手動で復元する必要があります。釈然としませんが世の中はそんなものです。

これでやっとiPhone 6sをメインで使う環境ができました。使用感は別の記事で書きたいと思います。お疲れ様でした。

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