退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

iPad Proがデカかった件(12.9インチ)

遅まきながら話題のIPad Proを量販店で触ってきました。

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手に取った第一感は「デカい」(12.9インチ)。しかし思ったよりは重くありません(713グラム)。それでもプロモーション・ビデオにあるように片手で持つとすぐに腕が疲れてきます。テーブルに置いたり、ソファに座って膝の上に乗せて使うのがよさそうです。


Introducing iPad Pro - YouTube

展示にはiPad Proのウリである、Apple PencilやSmart Keyboardはありませんでした。残念。これではタダのデカいIPadです。さっそく画面サイズの大きさが活きるアプリは何だろうと考えながら触ってみました。

第一は地図アプリです。アップル標準の地図アプリを起動してみましたが、なかなかの迫力です。Google Earthなども向いているでしょう。

第二は電子書籍です。デモ機にはコミック「ドラゴンボール」(カラー版)が入ってました。見開きのページでもこのくらいの大きさのデバイスだといい感じですね。コミックはIPad Proのキラーコンテンツかもしれません。

また論文や特許明細書などA4サイズで作られてデータもほぼ原寸大で表示できるはうれしい。書籍をスキャンした自炊データを読むにもいいでしょう。またネットでは楽譜を表示させて演奏している事例をいくつか見かけました。ようやく紙の代わりに使えるiPadが登場したようです。

第三はレアかもしれませんが囲碁の碁盤として使ってみたい。デカいと言われるIPad Proもリアルの碁盤に比べるとかなり小さいですが、この大きさならば19路盤でもズームなしで打てそうです。理想の電子碁盤になりそうです。ずいぶん高価ですが……。

最後になりますが、なぜApple Pencilといっしょに展示しないのか小一時間問い詰めたい。これが最大にウリだと思うのですが。Apple Pencilが入手できずに怒り狂っている人もいますね。iPad Proの評価はApple Pencilといっしょに使うまでペンディングです。

私の好きなMobile TechReviewのレビューでもApple Pencilが入手できなかったと言っていました。このレビューではLisaさんはiPad Proにときめかなかった様子でしたが、Apple Pencilで絵を描いてみると意見が変わるんじゃないかなと。


Apple iPad Pro Review - YouTube