退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

コミック「DEATH NOTE」を読了しました

コミック「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ、作画:小畑健)を読み終わりました。ジャンプ・コミックスで全12巻。

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (12) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (12) (ジャンプ・コミックス)

3か月ほどから読み始めました。当初は一気に読むつもりでしたが「字が多い」ので少しずつ読んでようやく読み終わりました。とにかく状況説明や登場人物の心理描写など文字を使って表現されているので、最近読んだコミックではではとくに「字が多い」作品でした。

この作品は「週刊ジャンプ」に連載されてていたので、読者の年齢層を考えるといわゆる子ども向けなのでそれほど難しいはずもないのですが、なんとなく読んでいて疲れます。私がコミックに望むものとギャップがあるのかもしれません。つまらないと途中で投げだしますから最後まで読んだということは、それなりに面白かったということでしょう。

この作品で秀逸なのは名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」という着想でしょう。このノートに様々なルールを設定することで、ゲームのプレイしているような感覚になるところがミソでしょうか。

もっとも、その「デスノート」を手にして目指すものが「理想の世界」というのが中二病っぽいですが、まあジャンプですからね。青年誌なら デスノートをもっとエログロ路線の目的に使うはずです。

本作を原作にして映画化、アニメ化されて人気を博し、現在は日本テレビでテレビドラマも放送中です。そして、なんとミュージカルにもなったとのこと。このように広く支持されている作品ですが、今回通読してその人気の一端が分かった気がしました。

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