退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

デザインが秀逸なヤマハのデスクトップオーディオ「TSX-B141」

量販店をぷらぷら見て歩いているとヤマハのデスクトップオーティオ「TSX-B141」が目に止まりました。この価格帯だとインテリアとしてはどうなのかと思う製品が多いなか、秀逸なデザインです。ダイヤル式の操作系もいいですね。カラーバリエーションは3色ありますが、買うなら茶系のブリックでしょうか。

展示には「新製品」ラベルが付いていましたが、前に見たことあるような気が……。足を止めてよく見ると、旧モデルと同じデザインにBluetoothを追加して新製品に仕立てたモデルのようでした。

さっそく自分のiPhoneとペアリングしてビートルズや歌謡曲を聞いてみました。周りの他の製品に比べて音量は小さめです。これはヤマハのクロックオーディオの伝統的な味付けのようです。

量販店のような大きな騒がしい空間では物足りなく感じますが、きっとベッドサイドや書斎などの使用シーンには併せてチューニングされているのでしょう。拙宅のような貧弱な住環境で使う場合、小さな音量で鳴らしてもきちんと聞こえることが大事なのでなかなか好印象です。

次にradikoトーク番組も聞いてみると、こちらも落ち着いた感じで聴きやすい。低価格帯のラインアップでは低音重視のモデルが多く、音声を聞くと疲れる場合もありますが、このモデルはなかなかいい感じです。私は語学用教材を再生することも多いので、会話がききやすいことはモデル選定に大事な要素です。

しかしこのモデルにはCDやFM/AMラジオが付いていますが、こちらは不要かもしれません。CDを直接聞くことはほどんとなくなりましたし、ラジオは好きですが鉄筋コンクリートの部屋の中では電波がよく入りません。もっぱらradikoを愛用してます。

願わくば、デザインのこのままで、CDとラジオの代わりにWi-Fiを追加してradikoを直接受信できるようにした上でAirPlayに対応してほしいです。
ヤマハ デスクトップオーディオシステム CD/USB/ワイドFM・AMラジオ Bluetooth aptX AAC 対応 クロックオーディオ シャンパンゴールド TSX-B141(NC)