退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【映画感想】『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015) / 本作ではサラ・コナーがカワイイです

近くのシネコンで映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年、監督:アラン・テイラー)を鑑賞。原題は、Terminator Genisysといい、『ターミネーター』の映画では第5作となる。

シリーズの「1」と「2」の世界観をベースに、人類の未来をめぐる時空を超えた新たな戦いが描かれる。アーノルド・シュワルツェネッガーが「ターミネーター3」以来にシリーズに復帰して話題になった。

ターミネーターの外観を覆う生体組織が老化するという設定があり、T-800は青年・中年・初老という3つのタイプが存在しているのが面白い。アーノルド・シュワルツェネッガーが演じ分けているが、さすがに「青年」バージョンははCG合成らしい。

時空を越えてライムラインが交錯していて、ジョンを産む前のサラ・コナーが成人になった息子ジョン(T-3000)と対決したり、かなりややこしいことになっている。シリーズ前作のオマージュがたっぷり盛り込まれているので、シリーズの「1」と「2」を復習してからこの映画に臨むとより楽しめるだろう。

またサラ・コナーを演じるエミリア・クラークが魅力的なのは特筆できる。シリーズ前作ではリンダ・ハミルトンが演じていてちょっと怖いキャラクターだったが、本作ではまだジョンを産む前の設定で若くてちょっとかわいい存在だ。日本人好みかもしれない。

本作はハリウッド大作のSFアクションなので、映像的には見応えがあるので決して損はしないだろう。とくにナノマシンを採用したT-3000はシリーズ「1」「2」では作ることのできなかった映像表現には目を惹かれる。

それでも、ジェームズ・キャメロン監督の「1」「2」と比べると、映画としての醍醐味には欠ける。もうジェームズ・キャメロン版をそのままリメイクすればいいのでは思ってしまう。

本作は三部作の第一作ということなので、次作に期待したい。決して駄作ではないのだが、リブート作品の宿命なのだろうが、オリジナルに比べられるとツラいというところか。


Terminator Genisys Movie - Official Trailer - YouTube

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