退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「アクエリオン展 Part1 10周年の軌跡」 @杉並アニメーションミュージアム

少し前になりますが、杉並アニメーションミュージアムで「アクエリオン」を見てきました。2005年に放送されたアニメ『創聖のアクエリオン』。今年で放送10周年を迎えることを記念し、さらに続編の『アクエリオンEVOL』(2012年)、そして今年7月から放送される新番組『アクエリオンロゴス』(2015年)を紹介する展示会です。

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展示内容は「アクエリオンシリーズ」の作品内容、ストーリー、キャラクターやメカの紹介パネルや資料が中心です。でっかいアクエリオンの立像と記念写真を撮るコーナーもありましたが、大きいお友だちなのでさすがに遠慮しましたよ。
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個人的には『創聖のアクエリオン』は独特のポジションのアニメです。それはアニメ本編に比べ、菅野よう子作曲の同名のオープニングテーマが突出して素晴らしいからです。「一万年と二千年前から愛してる」というアレです。本編を覚えていなくても、OP曲だけは好きだという人も多いのではないでしょうか。この曲のほかにも菅野よう子の音楽が輝いていたアニメでした。

まあアニメ本編では、「創聖合体」のシーンで性行為のエクスタシーを思わせる演出が話題になったことは記憶にありますが、この作品が先駆けだったのかわかりません。ヒロインが「気持ちいい〜」(エコーあり!)というセリフにときめくほど、当時はもうウブじゃなかったですからね。

しかし、なぜいま「アクエリオン」なのでしょう。ちょうど10周年であることに加えて新番組『アクエリオンロゴス』のプロモーションという大人の事情でしょうか。まあ懐かしかったのでよかったことにしましょう。


「アクエリオンロゴス」番宣CM 30秒ver. - YouTube

なお現在、杉並アニメーションミュージアムは耐震補強工事のため休館中なので要注意。工事完了後、7月18日から「アクエリオン展 Part2 10年目の奇跡」が開催される予定です。遠方からわざわざ足を運ぶとがっかりするかもしれませんが、何かのついでに訪ねてみてはいかがでしょう。まったりした雰囲気の常設展示も楽しめます。
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