退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「ランダムハウス英和大辞典」をiPhoneで読む

物書堂がセールをやっていたので、通常価格ではちょっと高いなと思っていた「小学館 ランダムハウス英和大辞典」のiPhoneアプリを買いました。古くから定評のある大辞典です。 

小学館 ランダムハウス英和大辞典

小学館 ランダムハウス英和大辞典

  • 物書堂
  • 辞書/辞典/その他
  • ¥6,100

ベースの書籍版を下に紹介します。最後に改定されたのは1993年なので、新語については期待できません。このことは想定内でしたが、最近は時代の流れが早いのでその点は注意が必要でしょう。

ランダムハウス英和大辞典 〔第2版・全1巻〕

ランダムハウス英和大辞典 〔第2版・全1巻〕

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1993/11/19
  • メディア: 大型本

さすがに改定が望まれますが出版社に余力がないのか、それとも米国の親本の改定がないとムリなのかもしれません。

下はアプリの著作権表示です。

コンテンツ自体はCD-ROM版を使っていたので新鮮さはありませんが、やはり語源の説明が付いているのがうれしいです。辞書アプリならでは特長としては、語源の説明から接頭辞や接尾辞の見出しにリンクがあるのが便利です。

しかし現状では語形変化の十分対応できてないようです。例えば接頭辞のなかには、続く語のスペルによってその末尾が変化するものがありますが、その場合にも元の形の接頭辞のリンクがほしいです。まあ自分でジャンプすればいいのですが、ちょっと面倒です。

また下のように物書堂の他の辞書アプリとの連携機能もあります。こうして見ると物書堂の辞書アプリにかなり投資しましたね。こうなるとiPhone から乗り換えるのは難しくなりました。また物書堂が辞書アプリの事業を止めてしまっても辞書アプリが使えなくるおそれもあります。

考えてみると結構リスクが高いですが、思いついた時にすぐに辞書を引けるという点でスマホは最適です。今後も気に入ったリファレンス系のアプリが出たら買うと思います。もう病気ですね(汗)。