退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

日笠陽子のファーストオリジナルアルバム「Couleur」を聞いてみた

まず、「え、ファーストアルバム?」と思いましたが、2013年7月に発売された「Glamorous Songs」はコラボレーションアルバムという位置付けで、このアルバムが声優・日笠陽子のファーストオリジナルアルバムになるようです。

ディスクのデザインは黒地にシルバーで描かれた謎の植物(山菜?)でした。角度を変えて見ると反射の具合がなかなかキレイです。ジャケットのデザインにもありますが、謎の植物がコンセプトだったのでしょうか。

このアルバムには、2013年5月にリリースされた彼女のデビュー作になるアニメ「進撃の巨人」のエンディングテーマ「美しき残酷な世界」がようやく収録されました。もっと旬のうちに音源を提供してほしかった。いまさらですがベビー・ローテーションしています。


日笠陽子「美しき残酷な世界」PV SHORT VERSION - YouTube

他の曲では、「新世界システム」「ENVY DICE」が気に入りました。ハイトーンが活かせるアップテンポの曲が向いているようです。さすがの歌唱力と表現力。

声優としてそろそろ正念場を迎える時期ですがしょうか。今後も息の長い活動を続けてほしいユニークな声優さんです。

余談ですが、学生の進路相談に応じる(真面目な)某番組で声優志望の人から質問者がしました。それに対して「まず鏡と相談しろ。日笠陽子に勝っているかが基準だ」という書き込みがありましたが、なかなかうまいこと言うなあと思いました。

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