退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

統一地方選が終わりましたが、いよいよヤバイな…

4月26日は第18回統一地方選後半戦の投開票日でした。投票に行きましたか?

今年の統一地方選挙では都知事選や都議会選はなかったので、私の住んでいる地域で投票があったのは後半戦の区議会議員選挙だけでした。

私は応援したい人がいたので期日前投票で一票入れてきました。今朝、選挙結果をチェックしてみると投票した人は見事当選していたのでよかったです。

しかし、いちばん身近な地方自治体の議員選挙ですが、イマイチ争点がはっきりしません。候補者は決まって「待機児童ゼロ」とか耳障りのいいことを訴えていますが、現状何が障害になってできないのかがさっぱりわかりません。

さらに一部の地区限定で争点はあるのですが、区全体の問題にはならずに議論が盛り上がらないという面もあります。基本自治体の規模が大きすぎるようです。島根県鳥取県よりも人口が多いにもかかわらず選挙区が1つですからね。なかなか身近な問題に対してきめ細かく対応するのは難しいと思われます。

そういうわけで、まるで盛り上がらない選挙でした。世間では無投票当選者が多いことが問題視されていましたが、当地ではさすがにそういうことはなく、倍率は1.4倍ぐらいでした。無投票というサイアクの事態はかろうじて回避されています。

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ちなみに今回の区議会選の投票率はおよそ42.7パーセント、前回から2パーセントほど低下しました。投票率が半分を切っているので低いというべきなのでしょうが、実感としては4割も人が投票している人がいるのはむしろ驚きです。3割ぐらいでも驚きません。それほど、「どうでもいいんじゃない」という雰囲気が漂ってました。これはヤバイです

しかし期日前投票をした人は前回より増えていて、ざっくり計算すると投票した人のおよそ26パーセントの人が期日前投票を利用したことになります。期日前投票の何が便利かというと、駅前で投票できることです。選挙日当日だと遠くの中学校まで行かなければいけません。

期日前投票をもっと便利にするには、現行の夜8時までのところを夜10時ぐらいまで投票できるようにすることでしょう。夜8時までだと平日はまだ地元の駅まで帰ってきてない人も多いでしょうから、投票率を上げるためには一考する価値があるでしょう。

今日はこれくらいにしておきましょう。ごきげんよう。

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