生音楽番組「水曜歌謡祭」がよかった

4月15日にフジテレビの新番組「水曜歌謡祭」が始まりました。森高千里がMCを担当することでも話題になった、フジテレビとしては21年ぶりとなる生放送のレギュラー音楽番組です。初回は宝塚歌劇団星組が出演するというので録画して見ました。

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生放送はライブ感があっていいですね。アーティストにとっては力量がはっきりわかるので困るという人もいるかもしれません。実際、誰とはいいませんが聞くに堪えずスキップしたくなる場面もありましたが……。それを含めて生放送の醍醐味でしょう。

さて宝塚のパートで披露されたのは次の3曲。

• 愛と青春の旅だち／柚希礼音・夢咲ねね（宝塚歌劇団）
• 君の瞳に恋してる／Sexy Zone×柚希礼音・紅ゆずる・真風涼帆（宝塚歌劇団）
• 星に願いを／槇原敬之×柚希礼音・夢咲ねね・紅ゆずる・真風涼帆（宝塚歌劇団）

ジャニーズのアイドルグループと共演した宝塚メンバーが楽しそうで何よりでした。それにしても男役はでかい。夢咲ねねのソロもあってナイスな構成でしたが、だれが演出したのか気になります。

宝塚のスターたちが、スタジオで他のアーティストと共演するのは貴重な機会。いいものを見ました。今後も宝塚が定期的に出演してくれるとうれしい。

この他にも、松崎しげる×T.M.Revolutionの共演や、谷村新司が歌った「いい日旅立ち」は聞こごたえがありました。やっぱりベテラン勢は生に強い。

今回の放送は2時間スペシャルで豪華でしたが、毎週このテンションでやるわけではなく、いつもは1時間枠のようです。今日では音楽生番組は貴重。

生音楽番組には潜在的ニーズはあるでしょうが、カバーとコラボレーションがコンセプトらしいので、番組が成功するかどうかは企画次第でしょう。そのうちMCの森高千里も歌い出すかもしれませんね。しばらくは録画して見てみようかと思います。

さて初回の視聴率は、7.3％（関東地方）だったようです。微妙な数字ですが、長く続いてほしい番組です。
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