退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

北川景子主演のテレビドラマ『筆談ホステス 〜母と娘、愛と感動の25年。届け!わたしの心〜』を見ました

2010年にTBS系列で放送された『筆談ホステス 〜母と娘、愛と感動の25年。届け!わたしの心〜』をHuluで鑑賞した。斉藤里恵のノンフィクション書籍『筆談ホステス』のテレビドラマ化。北川景子斉藤里恵を演じている。

筆談ホステス

筆談ホステス

ドラマを見たきっかけは、原作者が東京都北区で政治活動を始めたというニュースに接したこと。そういえばHuluにドラマがあったことを思い出してクリックした。ロディアのノートパッドが表紙だった原作も読んだことがある。

ストーリーは次のとおり。青森に生まれた斉藤里恵北川景子)は髄膜炎の後遺症で幼くして聴力を失う。学生時代は周りとはなじめず問題児と呼ばれて自分を見失うが、接客業の楽しさを知り水商売に進む。その後、単身上京し銀座のクラブでホステスとして働き、筆談を用いた独自の接客が人気を博し、クラブでナンバーワンの地位を獲得するという成功譚。

北川景子が、会話が不自由な障がい者という難しい役をこなしている。なかなかの熱演であることに加え、北川が水商売が似合うのも美点。高級クラブでの和服姿はなるほど美しい。やはり「美人は得よのう」というところか。

ドラマのみどころは、ドラマの終盤で斉藤がこれまで確執のあった母(田中好子)と和解する場面だろう。会話が不自由な斉藤が矢継ぎ早の筆談で、母親に気持ちを伝えていくシーンは見応えがある。ドラマ全体としてはベタな演出が目立つが、ラストはなかなかいい。

そして個人的には、元キャンディーズのスーちゃんが晩年に出演したドラマとしても記憶に残っていることも付け加えておく。

【関連記事】