退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

島本和彦の『燃えよペン』が熱すぎる!

昨年、柳楽優弥主演で『アオイホノオ』がテレビドラマ化されて以来、気になっていた島本和彦作品から『燃えよペン』(文庫版)を何年ぶりかで読んでみました。懐かしい。

燃えよペン (MF文庫)

燃えよペン (MF文庫)

熱血マンガ。熱すぎるマンガです。どこにでも居るありふれたマンガ家「炎尾燃」とそのアシスタントの日常を描く、言わば私小説のようなマンガです(たぶん)。作品の初出は1990年ですが、描かれている時代はもう少し前でしょう。

作中、キャンディーズのLPレコード、スズキのバイクγ50(RG50ガンマ)、レーザーディスクなどが出てきて時代を感じます。漫画家のやる気を引き出すため、出版社からくノ一編集者が登場するあたりが楽しい。

いちばん好きなのは、スケジュールに追われた炎尾燃が「あえて…寝るっ!!」と言うシーンです。これはドラマ「アオイホノオ」でも再現されていましたね。他にも名言(迷言?)が登場します。他の作品を含めて名言・名言集としてまとめても面白いかもれません。

今回手にしたのは文庫版でしたが、惜しむらくはもっと大判で読みたかった。大きなサイズで読んでこその熱血マンガ。以前読んだ時は謎の実写版が付いていた記憶がありますが、文庫版にはありませんでした。どこに行ったのだろう。

f:id:goldensnail:20150215221359j:plain

▼熱血漫画家十訓
f:id:goldensnail:20150215221409j:plain

【関連記事】