退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

「ティム・バートンの世界」展 @森アーツセンターギャラリー

六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「ティム・バートンの世界
」展に行ってきました。都内のミーハー向けの展示会はどこに行っても混んでますね……。年の瀬なんて関係なし。
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この展示会は世界ツアー展の一環。ティム・バートンの膨大なコレクションを見る絶好の機会です。52階に上がって会場に向かう途中にバルーンボーイに遭遇。気分も上がってきます。
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とくに興味深かったテーマは、「ツギハギ(切断と縫合)」でしょうか。映画『フランケンウィニー』や『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』に見られる不器用な縫合です。そのテーマが様々な展示物に繰り返し登場します。

またティム・バートンがディズニースタジオでキャリアを始めた頃の不遇の時代に、アニメーション用の紙に描いたドローイングもおもしろい。ほかにも、スケッチブックやレストランのテーブルナプキンに描いた絵がずらりと並ぶのも楽しい。

他には、大好きな映画『マーズ・アタック!』に登場する火星人の大きなフィギュアが見られたのも収穫。映画関連でいうなら日本の怪獣映画がティム・バートンに影響を与えたことは初めて知りました。モスラをモチーフに描いたスケッチは必見です。

もう会期はあまり残っていませんが、『美術手帖』(2014年11月号)で予習してから行くといいでしょう。さあ六本木に急げ!
美術手帖 2014年 11月号

余談。会期は11月1日からだったので本当はハロウィンに向けた展示を見るべくその時期に行きたかったですが、ついつい日延を繰り返しクリスマスの時期になってしまいました。タイムマネジメントがうまくいってないってことですね(反省)。

しかし展示会場を出るとティム・バートン展関連のクリスマスツリーがあったのでよしにしましょう。ツリーの背景が東京タワー方面を望む高層ビルからの眺望になっていて面白い。夜はいっそう映えるのではないでしょうか。オススメです。
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