退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

【映画感想】『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(2013) / 親孝行は洋の東西を問わず

早稲田松竹で映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(2013年、原題:Nebraska)を鑑賞。アレクサンダー・ペイン監督によるロードムービー。白黒映画。

明らかにインチキな手紙を信じて、当たってもいない賞金100万ドル(sweepstakes
)を受け取りに行こうとする父、インチキと知りながらもそれに付き合う息子。父子でモンタナ州からネブラスカ州を目指すロードムービー。父子の心の触れ合いを描く。

旅の途中に父の故郷があり、そこでかつてのビジネスパートナーや、親戚や知人たちに出会い、いまは廃墟となった父の生家にも立ち寄る。そのなかで、父親の人物像が浮かび上がる。

知人は、この映画はなんとなく古い日本映画と似ていると評していたが、なんとく分かる気もする。小津安二郎っぽいと言われるとそうかもしれない。

移動に使われたのは、息子の車は旧型のスバルレガシィ(たぶんアウトバック)だ。日本の街中には馴染まないと思っていたが、アメリカの広々とした風景のなかではしっくりのは発見だった。詳しくは書かないが、ラストでこのスバルを売って父親にサブライズをプレゼントするシーンがある。ちょっといい話だ。親孝行は万国共通なのだろう。「親孝行したいときには親はなし」とうのもきっと真理なのであろう。ちょっとしんみりした。


Nebraska Official Trailer (HD) Alexander Payne ...