退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

都議会のセクハラヤジ騒動、その後。動画3つで振り返る

東京都議会本会議で一般質問に立ったみんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員(35)がセクハラのヤジを浴びせられた事件が炎上した。23日になってようやく、自民党鈴木章浩­都議が自分がヤジを飛ばしたことを認めまて謝罪した。しかし週刊誌でも塩村都議の過去を暴くような記事が掲載されて、いまなお世間の関心は高い。週末、いくつか本件に関連した動画を見てみた。

塩村都議会議員外国特派員協会で会見

塩村文夏都議会議員が6月24日、外国特派員協会で会見を行い、ヤジ­を飛ばしたのは一人ではなかったとの認識を改めて強調した。


ヤジを飛ばしたのは一人ではなかった・塩村都議会議員が外国特派員協会で会見 - YouTube

外国特派員向けの会見なので日英の同時通訳者が入っていて面白い。ちなみに「ヤジ」は、hecklingと訳されていた。

海外メディアにとっては格好の材料なのだろう。今の日本社会を象徴する出来事として飛びついた格好だ。有力メディアにも取り上げていた。これを慰安婦問題に絡める動きもあるようだ。

それにしても会見の美人だ。でも「美人」というだけで米国だとセクハラだと言われるというから怖い……。

アゴラでの検証番組

冒頭で、「早く結婚した方がいいんじゃないか」とヤジが聞こえたが、「おまえは産めないのか」という発言は本当にあったのかというところから始まる。この2つのヤジはかなりトーンがちがう。鈴木議員は、「おまえは産めないのか」とは言っていないと主張している。

さらに番組では、この問題の本質は女性差別というより、日本の働き方の問題だと指摘している。男が生活を犠牲にして働くことを前提としているしくみが変えられないのか問われている。


20140626 都議会ヤジ騒動の「から騒ぎ」 おときた駿×海老澤由紀×うさみのりや×池田信夫 ...

「から騒ぎ」時代の塩村文夏さん

最後に、動画が消されるかもしれないがタレント時代の彼女も見ておこう。まあ過去を掘り返して攻撃するのもどうかと思うが、だれしもこれまでのキャリアの延長に今があるのも事実。テレビ番組のなかの話だからどこまで本当かわからないけどスゴイねぇ。

恋のから騒ぎ 塩村文夏- YouTube


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