私も利用している定額動画配信サービスのHuluの日本事業が日本テレビに譲渡されました。28日、CEOのマイク・ ホプキンス氏がブログで次のとおり発表しました。
ついては日本のHuluを日本テレビ放送網株式会社（以下：日本テレビ）に譲渡することを発表いたします。事業譲渡後、日本テレビは日本のHuluの日々のマネジメントやビジネスの責任を担うことになります。
「日本のHuluに関するお知らせ」から抜粋
譲渡後は日本テレビの子会社として動画配信事業を継続することになりそうですが、詳細は明らかにされていません。
利用者として心配なのは、日テレによる「囲みこみ」。他局のコンテンツを事実上締め出すかもしれません。現在、NHK、TBS、テレビ東京がHuluに番組を提供しています。とくにTBSは、連日怒涛のようにコンテンツをアップし続けていますが、これらのコンテンツはどうなるのでしょう。
考えてみれば、日本テレビが大枚を叩いて買った「金の卵」をみすみす潰すようなマネはしないでしょうが、他局としてはプラットフォームを日テレに握られて、その軒先を借りるのは面白くないでしょう。どのように反応するか注目です。
今後、Huluにどのような変化が起こるのかわかりませんが、いまのうちにTBSとテレビ東京のコンテンツは優先して見ておくべきかもしれませんね。さて、ドラマ『高校教師』（桜井幸子版）でも見ますか。
