ドワンゴは31日、人間と囲碁ソフトが対決する「第1回 囲碁電王戦」を開催すると発表しました。2月11、16日に実施されます。かなり急ですね。
人類vsコンピュータ「囲碁電王戦」。
プロ棋士とアマチュアが、囲碁ソフト「Zen」と対決します。
世界で活躍するプロ棋士が9路盤で、アマチュア日本代表が13路盤で、小沢一郎氏が19路盤で、最強の囲碁ソフトと戦います。
■日時:2014年2月11日(火・祝)初日 10:00番組開始
2014年2月16日(日)二日目 9:30番組開始
■会場:対局会場 / 日本棋院「幽玄の間」
大盤解説会場 / ニコファーレ
■主催:株式会社ドワンゴ
■後援:公益財団法人 日本棋院 国立大学法人 電気通信大学
すでに将棋ではプロ棋士がコンピュータとガチで対戦していますが、囲碁ではまだプロ棋士と19路盤で互先で打つのは無理のようです。
PVのなかでプロ棋士が「コンピュータがいくら進歩しても囲碁では人間が勝つんじゃないかと思っている」とか「もし生きている間にコンピュータに負けることがあると自分が囲碁を研究している意味がなくなる」と言っています。
しかし「有限な探索空間での思考はコンピュータにかなわない」と昔習ったケド……。いずれ互先でプロ棋士を圧倒する日が来ることは疑いがありません。時間の問題というだけです。ただ、コンピュータが優勢になっても囲碁の魅力が失われるわけではないことも付言しておきます。
とにかく、このイベントが世間の注目を集めて囲碁の普及に役立つといいですね。