退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

(芸人)声優・日笠陽子さんのアルバムを聞いてみた

日笠陽子さんのアルバム「Glamorous Songs」を聞いてみました。コラボレーションアルバムということなので、アルバムのテーマ性というよりも、今後を占うため音楽の方向性を探るための一枚でしょうか。

アニソン関係のアーティストたちが曲を寄せているなか、御大・小室哲哉さんがプロデュースした「Through the Looking-Glass」が目立ちます。この曲もいいのですが、いちばんのお気に入りはラストの「めざまし時計」です。落ち着きます。

リーフでは「Neo Image」のページで、メガネをかけてスタジオで佇んでいる写真が素敵です。ミニ・スカートからのぞく美脚でイタイケな青少年を悩殺ですね。わかります。

日笠陽子 Collaboration Album Glamorous Songs(通常盤)

日笠陽子 Collaboration Album Glamorous Songs(通常盤)

歌手としての日笠さんは『けいおん!』のED曲で歌唱力のある声優として注目を集め、最近では『進撃の巨人』 EDテーマ「美しき残酷な世界」で完全ブレークといったところでしょうか。

ちまたでは、彼女が登場すると「芸人ww」「日笠ww」という具合に茶化されることが多いようです。まあ、『ロウきゅーぶ!』では、「一人だけ異物がいるぞ」とさすがに吹きましたが……。

Get goal! (LIVEチケット優先販売抽選申込券付)(初回限定盤)(TVアニメ「ロウきゅーぶ! SS」OP&ED主題歌)
pure elements

とはいえ声優業界でユニークなポジションを確立することには成功したと言えるでしょう。将来が楽しみな声優さんです。

女性声優は生存競争がキビシイですね。アフレコの技術はもちろん、一定水準の容姿、歌唱力、そしてトーク力が求められます。志望者が多いので、どんどん若い娘が参入してきます。長く活躍できる人は本当に少ないようです。

日笠さんには是非ガンバってほしいです。おっさんキラーとしての素質は十分です。