過日、バス停で「バス共通カード終了」のお知らせを見つけた。帰宅後、調べてみると民間バス会社の多くが、同じ時期にバス共通カードのサービスを終了することがわかった。その一方、都バスはまだ終了のお知らせを出していないようだ。しかし民間バスが撤退したら、もはや「共通」カードとは言えなくなるわけだが。
以前も書いたが、「バス共通カード」は、額面5000円のカードに850円もプレミアが付く「お得」なカードで、実際使っている人も多く、サービス終了は残念だ。Suica、PASMOなどのICカード利用時にも、「バス特」という割引制度があるようだが、調べてみるとポイント付与が月締めなので、私のように利用頻度が少ない利用客には、実質値上げとなる。
まあ、磁気カードリーダのメンテナンスにかかるコストや高いプレミア率が、バス会社の負担になっているのは理解できる。これも時代の流れだろう。