AppleがWWDCで、iPhoneの新機種「iPhone 3G S」を発表した(プレスリリース)。日本では、6月26日から発売予定。モデル名の「S」はSPEEDを意味し、動作が高速化されているとのこと。
本機種の特徴や新機能については、以下のビデオがわかりやすい。新機能でいいなと思ったのは、「Spotlight」「MMSサポート」「電子コンパス」である。
とくに、検索機能「Spotlight」でiPodの曲を検索できるようになったのは、待望の機能である。PC上のiTunesで、アーティスト、曲名などで曲を検索して再生することがよくあるので、iPodでも同じことをやりたいと以前より思っていた。
現在、iPod 5G(ハードディスク搭載モデル)を使っていて、語学学習用のデータを含めて8000曲以上のライブラリがある。なるべくPC上で検索しやすいようにプレイリストを作るようにしているが、すべてをカバーすることはできない。曲を探すのにクリックホイールをクルクルするのには、いい加減ウンザリしているので、この機能は単純にうれしい。iPhone OS 3.0を搭載したiPod touchもいずれ発表されるだろうが、かなり触手が動く。
ちなみに今回技術的には可能となった、iPhoneをPCモデムとして使用するテザリング(Tetherring)機能は、SBMではサポートしないそうだ。いっそのこと、イー・モバイルからiPhoneが出ないものかと思ったものだ。