退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

ブング・ジャム『筆箱採集帳』

筆箱採集帳 (趣味しゅみ画報)

筆箱採集帳 (趣味しゅみ画報)

本当に様々な人たちが使っている「広い意味」での筆箱とその中身を紹介し、文具王こと高畑正幸氏をはじめとする文房具マニア・ユニットがコメントを加えるといった本である。

写真がきれいで、多種多様な筆箱が登場するので文房具好きの人はおおいに楽しめるだろう。トップバッターが「銀座・伊東屋」の社長というのもインパクトがあった。この本をめくっていると結構ロールタイプのペンケースを使っている人が多かった。一度、試してみようかな。

ただ筆箱の持ち主の職業と名前しか書いていないので、一部を除いて、持ち主について、いまひとつイメージが膨らまないのはやや残念。