TOKYO MX「松嶋×町山未公開映画を観るTV」で、「イエスメン」(原題: The Yes Men)を観る。ジム・キャリー主演の「イエスマン "YES"は人生のパスワード」とは別モノ。この番組では、1本の映画を前・後編と2週に分けて放送されるので、今回から録画して一気に見ることにした。
「イエスメン」とはお笑い二人組にして「次世代の活動家」らしい。反グローバリズムとでもいうのか、WTO(世界貿易機関)やマクドナルドなどのスポークスマンのふりをして、メチャクチャな記者会見をする。挙句には「WTOは解散します」と発表する始末。そこで「貧富の格差が広がるばかりで、WTOは使命を果たしていないから」と説明すると、みんな納得してしまうから面白い。
この他にも、「イラク戦争は終わった」と刷った、ニセのNYタイムズをニューヨークで配布していた。すごいね。
こうした人たちが世界中で自由に活動でき、資金提供もなされていることに、米国の懐の深さを感じる。日本では考えられない。誰かいる?
“The Yes Men”のWebサイトを見つけた。FAQを読むとなかなか面白い。また、“The Yes Men Fix the World”という新作映画も製作したようだ。この二人は止められない。