11日、AppleがiPod shuffle の新モデルを発表した(ニュースリリース)。詳細は、Appleの製品紹介ページにあるハンナのビデオを参照してほしい。
新モデルではデザインが一新されて、再生・停止や音量調整を行うスイッチ類が本体からなくなり、付属ヘッドフォンの一体型リモコンで操作するようになった。一般のヘッドフォンを使えるようにするアダプタのリリースも予定されているらしい。
特徴といえば、再生中の曲名やアーティスト名、そしてプレイリスト名を音声で読み上げる “Voice Over” という新機能。上のビデオでは「特定言語のみで利用可能」と小さく表示されていたが、日本語も対応している。ただし、ビデオを見る限り、なんとも機械的な音声でおもしろくない。
そもそも「シャッフル」というなら、次にどの曲が再生されるかワクワクするのが、本来の使い方という気がするが…。プレイリストを指定するぐらいなら、iPod nanoなどのディスプレイ付のモデルを選択すればいいのかも。容量が4GBというのも大きすぎる気がする。この製品については物欲はないなあ。
ただ、ひとついいなと思ったのは、本体に残った唯一のスイッチで、シャッフルのON/OFFができるところ。現在使っているハードディスク内蔵のiPodの場合、シャッフルのON/OFFを切り替えるのに、いちいちメニューを上位階層まで遡っていかなければいけなのは不満。このモデルのようにハードウェアスイッチで直接切り替えができれば便利だろう。