退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』(2007)

早稲田松竹で鑑賞。以前、渋谷の某劇場で、プロモーション用の黄色いテープをもらってから気になっていた作品だ。ヘンなもの配っているなと思ったものだ。公開時には見逃したが、ようやく見ることができた。

文句なしに面白い。エドガー・ライト監督バンザイ。単なるアクション映画のパロディかと思っていたが、それだけに留まらないアイディア満載のB級映画。特に80年台のポリスアクションを彷彿させる、一気に雪崩れ込むクライマックスは見事。大作だけが映画じゃないことがよくわかる。

ただし残酷シーンが多々あるので、スプラッタが苦手な人やお子ちゃまは要注意。

いろいろな映画のオマージュが詰まっているので、オリジナルがわかると、より楽しめると思う。DVDにオリジナルが何かを示す機能があればいいのに。映画評論家によるコメンタリーの音声チャネルで見てみたい。

DVD欲しいなあと持ったら、字幕ズレがひどいと憤慨している人がいるようだ。どうしようかな。

あと「俺たちスーパーポリスメン!」というサブタイトルはないよな。