退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

深海獣レイゴー祭り@新文芸坐

新文芸坐のオールナイトに行ってきた。『ゴジラ』(本多猪四郎,1954年)、『深海獣レイゴー』(林家しん平,2008年)、『ガメラ3邪神(イリス)覚醒』(金子修介,1999年)の3本立。怪獣映画は大きなスクリーンで観るに限る。

目当ては、大きなスクリーンで観る機会(今回はプロジェクタ上映だったが)が少ないであろう『深海獣レイゴー』であるが、壮大な自主制作映画という作品で、これぞ究極のヲタクというべきか。巨大生物と機動艦隊との対決という設定はすばらしい着眼で、それだけで高揚する。「新世紀エヴァンゲリオン」にも、確かそういう設定の回があった。しかし怪獣に心血を注ぐように、日本海軍にも愛情を注いでリアルに日本海軍を再現していれば、もっとよかったと思った。いくらなんでも長髪で茶髪の海軍少尉には萎える。
その後、林家しん平螢雪次朗、雨宮慶太、金子修介のトークショウがあった。雨宮監督のご尊顔が拝めるかと思ったが、やっぱりサングラスをかけていて残念。映画の裏話がいろいろ聞けて愉しかった。林家しん平が、映画の流れが不自然なところがあるが、それにはいろいろ事情があるのだと語っていた。それを聞いて「えぇー」と思ったが、まあ自主制作ならば許すとも思った。

最後に『ガメラ3邪神(イリス)覚醒』が上映された。平成ガメラ3部作の第3作であるが、ちっとも終結していない。公開当時は、きっと続編が製作されるだろうなと思ったが、あれから9年経つが、もはや怪獣映画で大作を製作するのは難しいだろう。トークショウでも、金子修介監督からは積極的に作りたいという意気込みは感じられなかった。まあ大映がなくなって、ガメラもいなくなったという理解でよさそうだ。

これだけ怪獣映画を観ると、『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』も観たくなったなぁ。まだやってるかな。加藤夏希も出てるみたいだし。

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