退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

小冊子「まず、紙の辞書を!」


ジュンク堂・池袋本店に「まず、紙の辞書を!」という薄い小冊子が置いてあった。発行元は、辞典協会という業界団体だ。そのなかで、柴田元幸、鳥飼玖美子らの著名人が、電子辞書やWeb辞書と比較して「紙の辞書」の利点を説いている。

業界としては、紙媒体が売れた方がいいのだろうけど、本当に紙の辞書は学習に向いているのだろうか。携帯型の電子辞書は画面が狭く一覧性に欠けるが、PC上の辞書ソフト(主にJammingを使っている)は、画面はかなり広いし、インタフェースも良好である。また最近はWebやメールなどPC上で読み書きすることが多いので、辞書ソフトウェアはますます手放せない。

「紙の辞書を読み込む」ことを勧める人もいるが、要は二者択一ではなく使い分けなのだろう。