退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

リン・ミンメイが歌う、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』の劇中歌を聞いてみた

少し前にテレビアニメ『超時空要塞マクロス』(1982-82年)を見直す機会があった。当時のアニメとしては画期的だったが、現代の鑑賞眼であらためて見てみると、作画やストーリーなどどうしてもアラが見える。自分自身の目が肥えたということもあるが、やはり作…

【映画感想】『沖田総司』(1974) / 草刈正雄みたいに濃い顔の沖田総司はいねえよ…

東京国立近代美術館フィルムセンターの《特集・逝ける映画人を偲んで 2015-2016》で映画『沖田総司』(1974年、監督:出目昌伸)を鑑賞。俳優としては駆け出しの草刈正雄が沖田総司に扮した異色時代劇。沖田総司 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2004/12/…

Macで動く無料の囲碁ソフト「Leela」

Mac

無料・有料を問わずMac用の囲碁ソフトがないのが不満でしたが、ようやくMacでも動く囲碁ソフトを見つけました。Leelaというソフトウェアです。なんと無料。下記のサイトからダウンロードできます。 Sjeng - chess, audio and misc. software さっそくインス…

【映画感想】『人生フルーツ』(2016) / 風と雑木林と建築家夫婦の物語

少しまえにポレポレ東中野で映画『人生フルーツ』 (2016年、監督:伏原健之)を見てきた。東海テレビによるドキュメンタリー映画。今年1月からのロングラン上映とのこと。津端修一さん90歳、英子さん87歳の夫婦は名古屋市郊外のベッドタウンの片隅にある、雑…

日経コンピュータ:システム刷新でHulu見られず

以前、Huluのリニューアルにより私のMacでは動画が見られなくなり、結局解約したことを書いた。その関連記事が意外にアクセスを集めて驚いている。そうしたなか、雑誌「日経コンピュータ」(2017年7月20日号)に人気連載「動かないコンピュタ」で「システム…

【映画感想】『海難1890』(2015) / 国境を越えた真の友情を描く日本×トルコ合作映画

DVDで映画『海難1890』(2015年、監督:田中光敏)を鑑賞。1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件と、1985年のテヘラン邦人救出劇の二部構成。日本とトルコの友好125周年を記念して製作された日本×トルコ合作映画で、実話に基づく映画である。海難1890 [Blu-…

『ビブリア古書堂の事件手帖』読了しました

積ん読になっていた三上延によるライトミステリ小説『ビブリア古書堂の事件手帖』(全7巻)を読み終えました。北鎌倉で古書店を営む栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎の解いていくミステリー小説です。ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人た…

【映画感想】『愛と誠』(1974) / 早乙女愛が役名を芸名にして映画デビューしたアイドル映画

東京国立近代美術館フィルムセンターの《特集・逝ける映画人を偲んで 2015-2016》で映画『愛と誠』(1974年、監督:山根成之)を鑑賞。少年マガジンに連載された、梶原一騎原作・ながやす巧作画による人気劇画の実写映画化。あの頃映画 「愛と誠」 [DVD]出版…

Amazonプライム・ビデオで「ガンダム祭」やってるよ!

先日、9月2日から劇場公開される『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』の冒頭11分映像が公開されました。それに関連するプロモーションの一環でしょうか、Amazonプライム・ビデオで「ガンダム祭」が展開されています。めぼしいところでは、「機動…

【映画感想】『陸軍残虐物語』(1963) / 白黒映画でよかったなぁ

新文芸坐の《日本国憲法施行70周年記念 映画を通して反戦と平和を希求する映画祭》で映画『陸軍残虐物語』(1963年、監督:佐藤純彌)を鑑賞。佐藤純彌監督のデビュー作。白黒映画。陸軍残虐物語 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 201…

【映画感想】『軍旗はためく下に』(1972) / 軍隊の真実を描く強烈な反戦映画

新文芸坐の《日本国憲法施行70周年記念 映画を通して反戦と平和を希求する映画祭》で映画『軍旗はためく下(もと)に』(1972年、監督:深作欣二)を鑑賞。原作は結城雅治の直木賞受賞作、脚本は新藤兼人。昭和27年戦没者遺族援護法が施行されたが、「敵前逃…

コミック『ベルサイユのばら』(第13巻)を読んでみた

2014年、少女マンガの金字塔『ベルサイユのばら』の連載が終了してから40年の時を経て、エピソード編と銘打った新作の短篇集(第11巻)が発表されて話題になりました。本書はこのエピソード編の3冊目となります。ベルサイユのばら 13 (マーガレットコミック…

【映画感想】『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(2015) / 新米隊員と鬼教官の恋のゆくえは…

有川浩の小説『図書館戦争』シリーズを原作とする、映画第2作『図書館戦争-THE LAST MISSION-』(2015年、監督:佐藤信介)を鑑賞。主演は岡田准一と榮倉奈々。以前、まちがってテレビドラマ『図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ』を借りてきて失敗したので…

藤原竜也主演のテレビドラマ「聖の青春」を見た

夭逝した将棋棋士・村山聖を題材にした大崎善生の小説『聖の青春』(2000年)は、昨年松山ケンイチ主演で映画化されて注目を集めた。私も公開時に映画館まで足を運んで鑑賞した。この作品は、これよりずっと前に藤原竜也主演によりテレビドラマとして映像化さ…

「Google、女性差別発言の社員を解雇」で思ったこと

ハイテク業界でエンジニアや管理職に女性が少ないのは差別ではなく、男女間の生物学上の違いによるとする社内文書を作成したソフトウェアエンジニアのジェームズ・ダモア氏が解雇された。この話題は、男性優位のシリコンバレーにおける女性の地位をめぐる議…

森永奈緒美が歌う「アニーにおまかせ」の破壊力

先日『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』 (2014年)を見てから、宇宙刑事シリーズを追いかけてきたが、面白いCDを見つけた。「宇宙刑事シリーズ ソングコレクション~FOR NEXT GENERATION~」という、新しい宇宙刑事シリーズの主題歌のほか、1980年代に放送…

【映画感想】『忍者秘帖 梟の城』(1963) / 工藤栄一監督のスタイリッシュな忍者映画

DVDで映画『忍者秘帖 梟の城』(1963年、監督:工藤栄一)を鑑賞。司馬遼太郎の直木賞受賞作『梟の城』の映像化作品。主演は大友柳太朗。ちなみに1999年に篠田正浩監督により再び映像化されている。忍者秘帖 梟の城 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(…

「気がつけば移民国家」を読んで

少し前の雑誌「Wedge」の特集「気がつけば移民国家」を読んだ。「中途半端な外国人受け入れを正せ」というサブタイトルがついている。Wedge (ウェッジ) 2017年 6月号 [雑誌]作者: Wedge編集部出版社/メーカー: 株式会社ウェッジ発売日: 2017/05/20メディア: …

【映画感想】『TIME/タイム』(2011) / 「時は金なり」が現実になったSF映画

映画『TIME/タイム』(2011年、監督: アンドリュー・ニコル)をようやく鑑賞した。公開時、映画館で予告編を見て設定が面白そうと思ったが、結局上映館が少なく見逃したSF映画である。わかりにく邦題だが、原題は In Time である。TIME/タイム [Blu-ray]出版…

「ブラックジャックによろちんこ」のまま放置が続いてる件

先週Kindle Paperwhite を導入してまずやってみたかったのは、この端末でマンガを長時間読むことだった。E-Ink端末でマンガを長時間読書するとどうなるか試してみようと思っていた。当然読むのはマンガなら何でもいいというわけではない。つまらない作品はゴ…

【映画感想】『千利休 本覺坊遺文』(1989) / 映像美は素晴らしいが三船が利休なのは謎

新文芸坐の《没後10年 巨匠・熊井啓》という熊井啓監督特集で映画『千利休 本覺坊遺文』(1989年)を鑑賞。井上靖晩年の小説『本覺坊遺文』の映画化作品。製作は西友でセゾン文化の残滓が感じられる。千利休 本覺坊遺文 [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日:…

【映画感想】『お吟さま』(1978) / 熊井啓監督初めての時代劇

新文芸坐の《没後10年 巨匠・熊井啓》という熊井啓監督特集で映画『お吟さま』(1978年)を鑑賞。原作は今東光による直木賞受賞作の同名小説。熊井初めての時代劇映画。千利休(志村喬)の娘・お吟(中野良子)の胸には、堺の豪商に嫁いだ後も、初恋のキリシタ…

「都営地下鉄大江戸線が黒字に」という話で思ったこと

東京の地下深くを6の字に走る都営地下鉄大江戸線が、やっと黒字になりそうだという記事が面白かったので紹介します。この記事を読んで思ったことを書いてみます。trafficnews.jp ぜひ読みたい「大江戸線物語」 都営地下鉄大江戸線は開業から26年目を迎えま…

【映画感想】『ハクソー・リッジ』(2016) / 沖縄戦での衛生兵の活躍を描いた戦争映画

近くのシネコンで映画『ハクソー・リッジ』(2016年、監督:メル・ギブソン)を鑑賞。太平洋戦争の沖縄戦で衛生兵として従軍したデズモンド・T・ドスの実体験を描いた戦争映画。「ハクソー・リッジ」とは、沖縄戦において沖縄県浦添市にあった「前田高地」と呼…

Kindle Paperwhite (2015年モデル)届きました

Amazonプライムデーのセールで注文したKindle Paperwhite (2015年モデル)がようやく届きました。当初の納品予定は8月でしたが、前倒しになったというメールがきて商品が到着しました。以下、週末セットアップして使ってみたので簡単にレビューします。 セッ…

【映画感想】『T2 トレインスポッティング』(2017) / 中年の危機を実感させる同窓会映画

早稲田松竹で映画『T2 トレインスポッティング』(2007年、監督:ダニー・ボイル)を鑑賞。90年代の伝説的青春映画『トレインスポッティング』(1996年)の20年ぶりの続編。オリジナルのスタッフとキャストが集結してが作られた続編が完成し話題になった。今回は…

【映画感想】『トレインスポッティング』(1996) / ダニー・ボイルの出世作

早稲田松竹で映画『トレインスポッティング』(1996年、監督:ダニー・ボイル)を鑑賞。アーヴィン・ウェルシュの同名小説の映画化。続編の映画『T2 トレインスポッティング』(2017年)との二本立てだった。2作を通して観るいい機会と思い出かけるが、整理券が…

【訃報】作詞家・山川啓介さん死去

作詞家の山川啓介さんが死去した。72歳だった。青い三角定規「太陽がくれた季節」、中村雅俊「ふれあい」、矢沢永吉「時間よ止まれ」、岩崎宏美「聖母たちのララバイ」などをヒット曲を手がけた。加えて、子ども向けのアニメ・特撮ヒーロー番組の楽曲の作詞…

【映画感想】『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016) / 家族の“熱い”愛を描いた感動ドラマ

新文芸坐で映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年、監督・脚本:中野量太)を鑑賞。主演は宮沢りえ。湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2017/04/26メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る銭湯を…

【映画感想】『彼らが本気で編むときは、』(2017) / LGBTをテーマに据えた話題作

新文芸坐で映画『彼らが本気で編むときは、』(2017年、監督・脚本:荻上直子)を鑑賞。併映の宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』を目当てに出かけたので期待せずに見た。というのも、前作『レンタネコ』がリアリティゼロだったこともあり、荻上監督作品…