退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

音楽

【映画感想】『ブロウアップ ヒデキ』(1975) / 1975年・西城秀樹の暑い夏

新文芸坐の《追悼・西城秀樹 ヒデキ、フォーエバー!》で、映画『ブロウアップ ヒデキ』(1975年、監督:田中康義)を鑑賞。ヒデキが20歳のときの作品。1975年夏のコンサートツアーのライブ映像を中心に構成された劇場公開映画。ブロウアップ ヒデキ 豪華版ア…

往年のアイドル・菊池桃子が参加した「ラ・ムー」との思いがけない再会

ラ・ムー(RA MU)は、1988年、菊池桃子が脱アイドル路線を模索し、彼女をボーカルに据えて結成されたバンドである。音楽的にはキーボーディストの松浦義和が中心だったという。当人たちはロックバンドを標榜していたが、菊池の歌唱はアイドル時代と変わらな…

雑誌「CDJournal」の表紙が上坂すみれだった。巻頭インタビューが相変わらず

雑誌「CDJournal」(2018年8月・9月合併号)の表紙が声優の上坂すみれだった。もっとコアな音楽雑誌だったと思っていたので意外に思った。いつの間にか隔月刊になっていたのにも驚いた。もうCDの時代ではないのかもしれないが。CDJournal2018年8月・9月合併号 …

悲劇のアイドルグループ、セイントフォーをSpotifyで見つけた

80年代のアイドルグループ、セイントフォーが今年復活した。テレビ朝日などの地上波の番組に出演したのを見て驚いた人も多いだろう。セイントフォー(聖なる4人!?)というグループ名のとおり、本来4人グループだが再始動したのは3人だったのはさみしい…

【読書感想】『カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区』(KADOKAWA、2018年)

昨年10月から始まった、「BS12 トゥエルビ」で放送されている音楽番組「ザ・カセットテープ・ミュージック」(毎週金曜深夜放送中)の書籍化。テレビ番組の書籍化なので、番組を知らない人は何の本だろうと思うかもしれません。芸人のマキタスポーツと、音楽…

「大杉久美子の現在」という記事が面白かった

雑誌「新潮45」の2018年5月号と6月号に、河崎三行氏が取材した「『アニソン四天王』大杉久美子の現在」という記事が載っていた。往年のアニソン歌手・大杉久美子が歌唱力を失っていたことにショックを受け、3年にわたり本人や関係者を取材してまとめたルポで…

作詞家・安井かずみを聞いてみた

録画したあったテレビ番組「昭和偉人伝」(BS朝日)で、ふたりの女性作詞家、岩谷時子(1916-2013)と安井かずみ(1939-1994)を取り上げた回を見た。番組を見て限り、ふたりは世代がちがい、あまり接点もないようだったので、ふたりまとめてではなく一人ずつ番…

Spotifyで聞く浜田朱里のベストアルバム

Spotifyで昔のアイドルの楽曲を物色していると、共有されているプレイリストのなかに浜田朱里の曲を見つけた。「GOLDEN☆BEST limited 浜田朱里 Single Collection」という、現役時に発表した11枚のシングルAB面すべてが収録されているベストアルバムが配信さ…

【訃報】西城秀樹さん死去

歌手の西城秀樹さんの死去が報じられた。63歳だった。郷ひろみ、野口五郎とともに、「新御三家」のひとりとして昭和歌謡史に大きな足跡を残した巨星である。www.nikkansports.com1972年「恋する季節」でデビュー。その後、「情熱の嵐」がヒットし、「ちぎれ…

「谷山浩子 45th シングルコレクション」を聞いてみた

1972年、15歳のとき「銀河系はやっぱりまわってる」でデビューした女性シンガーソングライター・谷山浩子。2017年にデビュー45周年を迎えた彼女がリリースした初のシングルコレクション。3曲のカラオケを含む全50曲を収録した記念盤。CD3枚組。HIROKO TANIYA…

「渋谷すばる 関ジャニ∞脱退」で思ったこと

15日、関ジャニ∞の渋谷すばるが記者会見を開き、年内でグループから脱退、ジャニーズ事務所から退社することを発表した。会見では海外を拠点に音楽を学びたいという強い決意を表明した。www.nikkansports.comおっさんは、ジャニタレを追いかけているわけでも…

【読書感想】稲増龍夫『グループサウンズ文化論 - なぜビートルズになれなかったのか』(中央公論新社、2017年)

60年代後半に一大ブームを起こした「グループサウンズ」とは何だったのかを解き明かす意欲作。グループサウンズ文化論 - なぜビートルズになれなかったのか (単行本)作者: 稲増龍夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/12/06メディア: 単行本この商品…

第68回(2017年)NHK紅白歌合戦:勝手にベスト3

大晦日はダラダラと朝青龍の番組を見ていたので、NHK紅白歌合戦は録画で見ました。ひととおり見たので、以下にオレ的「勝手にベスト3」を挙げます(順不同)。 「Hero」(安室奈美恵) 特別企画での出演。今年9月での引退を発表して大変な騒ぎになりました…

ザ・リリーズの「恋に木枯らし」を聞いてみた

おもに1970年代に活躍した双子のアイドルデュオ、ザ・リリーズのセカンド・アルバム「恋に木枯らし」を聞いてみました。世代的にリアルタイムで聞いていたわけではありませんが、いま聞いてもなかなかいいアルバムです。恋に木枯らし ザ・リリーズの世界 Vol…

「Amazon Music Unlimited」始まる

Amazonが定額制音楽ストリーミングサービス「Amazon Music Unlimited」の国内提供を始めました。プライム会員は月額780円で利用できます。pc.watch.impress.co.jpこれまでもプライム会員向けに無料の音楽ストリーミングサービス「Prime Music」が提供されて…

浜田朱里「本気半分エキストラ」を森雪之丞原色大百科で見つけた話

森雪之丞原色大百科というCD-BOXを聞いた。作詞家デビュー40周年を迎えた森雪之丞の作品からレーベルを超えてコンパイルした9枚組の豪華なCD-BOXである。森雪之丞原色大百科(完全生産限定盤)アーティスト: ヴァリアス出版社/メーカー: ソニー・ミュージック…

伊藤智恵理をSpotifyで見つけて思ったこと

2015年秋、雑誌「レコード・コレクターズ」に日本の女性アイドル特集が組まれました。70年代と80年代の2号連続でそれぞれベスト100を選ぶを選ぶという企画でした。当時、雑誌に掲載されたベスト100を基にiTunesでプレイリストを作ってみましたが、80年代のベ…

双子のソプラノデュオ・山田姉妹のカバーアルバムを聞いてみた

二卵性双生児の姉妹によるソプラノデュオ・山田姉妹が、昭和のメロディーをカバーしたアルバム「あなた~よみがえる青春のメロディー」を聞いてみた。彼女たちのデビューアルバムとのこと。あなた~よみがえる青春のメロディーアーティスト: 山田姉妹出版社/…

リン・ミンメイが歌う、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』の劇中歌を聞いてみた

少し前にテレビアニメ『超時空要塞マクロス』(1982-82年)を見直す機会があった。当時のアニメとしては画期的だったが、現代の鑑賞眼であらためて見てみると、作画やストーリーなどどうしてもアラが見える。自分自身の目が肥えたということもあるが、やはり作…

森永奈緒美が歌う「アニーにおまかせ」の破壊力

先日『宇宙刑事シャイダーNEXT GENERATION』 (2014年)を見てから、宇宙刑事シリーズを追いかけてきたが、面白いCDを見つけた。「宇宙刑事シリーズ ソングコレクション~FOR NEXT GENERATION~」という、新しい宇宙刑事シリーズの主題歌のほか、1980年代に放送…

伊藤麻衣子の「奥秩父子守唄」をSpotifyで見つけた!

伊藤麻衣子(現・いとうまい子)の主演映画『愛の陽炎』(1985年)で使われていた楽曲「奥秩父子守」をSpotifyで見つけました。この楽曲は巨匠・橋本忍の作詞で伊藤が歌唱していますが、以前からちょっと気になっていた曲です。私が持っている伊藤麻衣子のベス…

「青山レイニィ・ナイト」との再会

先日、野沢那智と白石冬美のデュエット曲「青山レイニィ・ナイト」が収録されたオムニバス盤に出会いました。何もかも懐かしい。東京レコード散歩 青山レイニィ・ナイトアーティスト: VARIOUS ARTISTS出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2016/11/30メ…

ライブ盤「ザ・ピーナッツ・オン・ステージ」がカッコいい

ザ・ピーナッツのライブアルバムを聞いてみた。彼女たちの真骨頂である洋楽カバーのライブを堪能できる一枚。IT’S TOO LATE~ザ・ピーナッツ・オン・ステージアーティスト: ザ・ピーナッツ,宮川泰,山上路夫,S.BECHET,Hensley,Toni Stern,J.Cameron Fogerty,岩…

谷山浩子と栗コーダーカルテット の「ひろコーダー☆栗コーダー」を聞いてみた

谷山浩子と栗コーダーカルテットのコラボレーションにより、谷山浩子の楽曲をセルフカバーしたアルバム。ひろコーダー☆栗コーダーアーティスト: 谷山浩子と栗コーダーカルテット,谷山浩子,栗コーダーカルテット出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニ…

NHK BSプレミアムの「カウントダウンLIVE アニソン ベスト100 !」を見た

2月18日、NHK BSプレミアムで放送された「カウントダウンLIVE アニソン ベスト100 !」を見ました。視聴者からの投票結果をもとに、日本のアニメ100年の歴史を彩ってきた「アニソン」100曲をライブでカウントダウンしながら発表する生番組。司会は中川翔子、…

【読書感想】 テリー下沢『昭和アニメソングベスト100』(北辰堂出版、2016年)

昭和アニメへの愛が感じられる一冊。昭和38年の「鉄腕アトム」から昭和63年の「それいけ!アンパンマン」まで100曲が紹介されている。 昭和アニメソングベスト100作者: テリー下沢出版社/メーカー: 北辰堂出版発売日: 2016/03/29メディア: 新書この商品を含…

Spotifyで「ナイトクラブの奥村チヨ」を聞いて感激した件

去年、日本でSpotifyのサービスが開始されたときに一度試したことがあります。そのときは日本のアーティストのコンテンツが少なくて、まだまだこれからかなと思った覚えがあります。今回、あれから少しは増えたかなと思い再度チェックしました。まだまだ十分…

畑中葉子「GET BACK YOKO!!」を聞いてみた

畑中葉子のカバーアルバム「GET BACK YOKO!!」を聞いてみました。オリジナル録音です。カバー曲に加えて、新録音の「後ろから前から」も収録されています。GET BACK YOKO!!アーティスト: 畑中葉子出版社/メーカー: FUJI発売日: 2016/05/11メディア: CDこの商…

いきものがかり、活動休止におどろいた話

年明けいちばん驚いたニュースは、デビュー10周年を迎えた3人組音楽フループ「いきものがかり」が事実上の活動休止を発表したこと。周りにも衝撃は走った。以下に「いきものがかり放牧宣言」を3人の連名で寄せたメッセージが載っている。「放牧」というがら…

第67回(2016年)NHK紅白歌合戦:勝手にベスト3

大晦日はダラダラとしてNHK紅白歌合戦を観戦しました。一通り見たので、以下にオレ的「勝手にベスト3」を挙げてみます。順不同です。どれも「今年の歌」ではありませんね。 「青春の瞬き -FROM NEO TOKYO 2016-」(椎名林檎) 2011年に栗山千明に提供した…