退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

読書

【読書感想】木村誠『大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学』(朝日新書、2017年)

人口減少と少子化により大学経営が困難になりつつある時代に、大学全体の現況をざっくり把握するのに役立つ本です。大学関係者や受験生の親は読んで損のない本です。大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学 (朝日新書)作者: 木村誠出版社/メーカ…

千眼美子『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版、2017)

少し前に出家して世間を騒がせた清水富美加の独白本。幸福の科学出版の本なので、彼女が全部語れるはずもないのことは承知していたが、興味本位で読んでみた。全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~作者: 千眼美子出版社/メーカー:…

【読書感想】ひろゆき『無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21』(大和書房、2017年)

2ちゃんねるやニコニコ動画を手掛けた、ひろゆきが実践する「コスパのいい行動原理」を紹介した本です。表紙のデザインに惹かれてつい手にとりました。無敵の思考 ――誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21作者: ひろゆき出版社/メーカー: 大和書房発…

【読書感想】『分断社会ニッポン』(朝日新書、2016年)

本書は、井手英策 、佐藤優、前原誠司による鼎談集である。選挙前に前原誠司氏が何を考えているのかと思ってこの本を手にとった。分断社会ニッポン (朝日新書)作者: 佐藤優,前原誠司,井手英策出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2016/09/13メディア: 新書…

コミック「BLUE GIANT」を読了しました

石塚真一のコミック「BLUE GIANT」(全10巻)を読み終わりました。ジャズを題材にした青年の成長譚です。BLUE GIANT 1 (ビッグコミックススペシャル)作者: 石塚真一出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/11/29メディア: コミックこの商品を含むブログ (21件)…

【読書感想】pha『持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』(幻冬舎、2015年)

表紙に「持たない幸福論」という文字を見て、当初いま流行りのミニマリストの本かと思ったが予想を大きく超える内容だった。持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない作者: pha出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2015/05/26メディア: 単…

おっさんホイホイの声優ムック第2弾

少し前に書店で見つけたムック『声優Premium Vol.2』を読んでみました。表紙買いです。國府田マリ子さんと井上喜久子さんのツーショットが表紙を飾っています。ドレスアップしていてお美しい。声優Premium[プレミアム] Vol.2 (綜合ムック)出版社/メーカー: …

コミック『バガボンド』の既刊分を読み終わりました

今年の春から少しずつ読んでいた、井上雄彦の青年コミック『バガボンド』の既刊分(第37巻まで)を読み終わりました。vagabond(放浪者の意)という英語からとったタイトルが斬新です。バガボンド(1)(モーニングKC)作者: 井上雄彦,吉川英治出版社/メーカー: …

【読書感想】鳥飼玖美子『話すための英語力』 (講談社現代新書、2017年)

英会話のお手軽なハウツー本ではなく真面目な本です。冒頭から「英語を話すため土台は文法、先立つものは語彙、そして基礎体力は読むことで身につける」と釘を刺されます。まあ当たり前でしょう。話すための英語力 (講談社現代新書)作者: 鳥飼玖美子出版社/…

【読書感想】汐街コナ『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』(あさ出版、2017年)

タイトルが直球です。従来はさもありなんという階層の人たちの過労自殺が報道されていましたが、最近では世間から「一流」とみなされている職場でも同様の事件が報告されています。「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)作者: 汐街コナ,ゆうき…

コミック「スティーブ・ジョブズ』の第5巻を読んでみた

翻訳本がベストセラーになったスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs, 1955-2011)の公認伝記をヤマザキマリがコミック化。ようやく第5巻までたどり着きました。スティーブ・ジョブズ(5) (KCデラックス Kiss)作者: ヤマザキマリ,ウォルター・アイザックソン出版社/…

【読書感想】北尾トロ『欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記』(文藝春秋、2017年)

十年前に治療したインプラントでトラブル発生。そこから筆者の長い長い悪夢のような治療の道程が始まった。欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記作者: 北尾トロ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/05/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る…

コミック『愛がなくても喰ってゆけます。』を読んでみた

よしながふみのコミック『愛がなくても喰ってゆけます。』を読んだ。実在の店を取り上げた食レポ形式のグルメマンガ。愛がなくても喰ってゆけます。作者: よしながふみ出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2005/04/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7…

『ビブリア古書堂の事件手帖』読了しました

積ん読になっていた三上延によるライトミステリ小説『ビブリア古書堂の事件手帖』(全7巻)を読み終えました。北鎌倉で古書店を営む栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎の解いていくミステリー小説です。ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人た…

「気がつけば移民国家」を読んで

少し前の雑誌「Wedge」の特集「気がつけば移民国家」を読んだ。「中途半端な外国人受け入れを正せ」というサブタイトルがついている。Wedge (ウェッジ) 2017年 6月号 [雑誌]作者: Wedge編集部出版社/メーカー: 株式会社ウェッジ発売日: 2017/05/20メディア: …

『NHK連続人形劇 プリンプリン物語 メモリアル・ガイドブック』を読んでみた

先日からNHK BSプレミアムで『連続人形劇 プリンプリン物語』(1979年~1982年)が放送されています。主人公のプリンセス・プリンプリンが生まれ故郷を探し求めて、プリンプリンと結婚したい死の商人・ランカーに追われつつ、仲間たちと世界各地を旅するミュー…

関正生 ,伊藤賀一 『やる気が高まる! 受験勉強をしなければいけない本当の理由』(宝島社、2017年)

有名予備校講師による受験生を応援する本。50個のQ&A形式で読みやすい。時間がない人は大きなフォントの部分と各Q&Aのまとめだけ読んでもいいだろう。やる気が高まる! 受験勉強をしなければいけない本当の理由作者: 関正生,伊藤賀一出版社/メーカー: 宝島社…

【読書感想】のぶみ『ママのスマホになりたい』(WAVE出版、2016年)

先日読んだ『スマホ廃人』(著:石川結貴)のなかで紹介されていた絵本。タイトルに惹かれて読んでみました。ママのスマホになりたい作者: のぶみ出版社/メーカー: WAVE出版発売日: 2016/08/08メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見るずっとスマ…

コミック『うどんの女』が面白い

えすとえむのコミック『うどんの女(ひと)』を読了。表紙にどんなマンガだろうと思わせるインパクトがあり、タイトルもよくできている。うどんの女 (Feelコミックス)作者: えすとえむ出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2011/09/08メディア: コミック購入: 2人…

【読書感想】石川結貴『スマホ廃人』(文春新書、2017年)

スマホには強い依存性があることを指摘し、それに対し警鐘を鳴らす本。学生生活がLINEにより、がんじがらめになったり、いじめに発展したりする事例があることは広く知られているが、それ以外にも社会に広くスマホの「依存性」が蔓延してることが紹介される…

【読書感想】ちきりん『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』(2016年、ダイヤモンド社)

この本では、ゆとりと成功を手に入れるためには「生産性を高める」ことが重要だと説く。この本で言う「生産性」とは、時間やお金など有限で貴重な資源」と「手に入れたい=成果」との比率と定義される。自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられ…

【読書感想】竹内薫『学年ビリから東大へ進み、作家になった私の勉強法 英数国の成績が劇的にアップする』(PHP研究所、2017年)

本の帯にNHK Eテレ「サイエンスZERO」のナビゲーターの姿を見つけたので読んでみた。中高生向けに今後の社会動向と勉強法を紹介する本。文字サイズが大きく、重要と思われる箇所には蛍光マーカー風のアンダーラインがあり読みやすい。学年ビリから東大へ進み…

コミック『この世界の片隅に』読みました!

こうの史代のコミック『この世界の片隅に』(全3巻)を読み終わりました。片渕須直監督による同名の劇場アニメを見てから、原作が気になって手にとりました。本作は『漫画アクション』に連載されていた作品ですが、最近、気になる作品が『漫画アクション』…

【読書感想】高田かや『さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで』(文藝春秋、2017年)

前書『カルト村で生まれました。』が面白かったので、村で過ごした13歳から19歳までの青春期を描いた、この続編も読んでみました。「カルト村」で生まれ育ち、19歳のときに村を出た筆者が少女時代を振り返って描いた「実録コミックエッセイ」の後編にあたり…

【読書感想】齋藤孝『夜型人間のための知的生産術』(ポプラ新書、2017年)

ふだんは「午前3時就寝、午前9時起床」だと夜型人間を自認する筆者による「夜の過ごし方」指南である。偉人たちの夜の過ごし方や、筆者自身の経験にもとづき、夜の時間を知的な土台をつくために充てる方法を紹介する。(124)夜型人間のための知的生産術 (ポ…

コミック「モリのアサガオ」を読了

先日、伊藤淳史主演のテレビドラマを見て感銘をうけたので、郷田マモラの原作コミック「モリのアサガオ」(全7巻)を読んでみた。2004年から2007年まで雑誌「漫画アクション」に連載された、死刑制度をテーマに据えた大人向けの社会派コミック。モリのアサガ…

【読書感想】わたなべぽん『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方』(幻冬舎、2016年)

ライフハックというか生活改善への示唆に富むコミックエッセイ。「やめてみた」のタイトルどおり、生活に絶対必要だと思い込んでいるモノでも思い切ってやめてみると生活が身軽になるという話。いま流行りのミニマリストの考え方に通じるかもしれない。やめ…

【読書感想】大澤真幸『日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか』(朝日新書、2016年)

タイトルに見て、「日本でただ一度革命を成しえたのは誰なのか?」と思いながら手に取る。編集者の手腕だろうか、上手いキャッチコピーである。日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか (朝日新書)作者: 大澤真幸出版社/メーカー: 朝日新聞出版…

【読書感想】印南敦史『世界一やさしい読書習慣定着メソッド』(大和書房、2017年)

「本は読んだ方がいいんだろうけれど、いざ読み始めたらなかなか進まない……」という悩みに対し、読書習慣を身につけるためのメソッドを紹介する本。世界一やさしい読書習慣定着メソッド作者: 印南敦史出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2017/03/11メディア: …

【読書感想】大内裕和『奨学金が日本を滅ぼす』(朝日新書、2017年)

少し前に『「奨学金」地獄』 (小学館新書、2017年)という本を読んだので、引き続き本書を手に取ってみた。前書は弁護士が書いた本だったが、本書は奨学金を利用している学生に身近に接している私立大学の教員が奨学金問題について論じていて臨場感ある。奨…