退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

映画

【映画感想】『君の名は。」(2016) / 興行成績・邦画歴代2位の大ヒットアニメ映画

遅まきながら近くのシネコンで映画『君の名は。』(2016年、監督:新海誠)を鑑賞。今年最大のヒット作はやはり年内に見ておこうと出かける。東京に住む男子高校生・瀧(声・神木隆之介)と田舎に暮らし都会に憧れる女子高生・三葉(声・上白石萌音)。二人が…

【映画感想】『セルフレス/覚醒した記憶』(2015) / 余命わずかな大富豪が若者の肉体を手に入れるSFサスペンス

新文芸坐の年末恒例企画《シネマ・カーテンコール 2016》で、映画『セルフレス/覚醒した記憶』(2015年、監督:ターセム・シン)を鑑賞。『ハイ・ライズ』が目当てだったので併映の本作は期待せずに観たが意外な拾い物だった。二本立てはこういうことがある…

【映画感想】『ハイ・ライズ』(2015) / タワマンの映画。今年見たなかで最も難解な映画だったかも…

新文芸坐の年末恒例企画《シネマ・カーテンコール 2016》で、映画『ハイ・ライズ』(2015年、監督:ベン・ウィートリー)を鑑賞。巨匠 J・G・バラードのSF小説「High Rise」(1975年)の映像化作品。年末だが今年見た映画のなかで最も難解だった映画のひとつ…

【映画感想】『赤穂浪士』(1961) / 東映オールスター・キャストによる忠臣蔵

〈討ち入り〉の時季なのか「忠臣蔵」が何本かテレビで放送されていた。そのなかから映画『赤穂浪士』(1961年、監督:松田定次)を鑑賞した。赤穂浪士 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 2003/12/05メディア: DVD クリック: 43回この商品を含むブログ …

【映画感想】『聖の青春』(2016) / 夭逝した村山聖を描いたノンフィクション小説を映画化

映画『聖の青春』(2016年、監督:森義隆)を鑑賞。原作が好きなので映画化されると聞いて楽しみにしていた作品。近くのシネコンに上映はなかったので、少し遠くのターミナル駅近くのシネコンで鑑賞。中規模程度の上映規模だろうか。原作を読み直してから出か…

【映画感想】『太陽の蓋』(2016) / 福島原発事故を題材にしたポリティカルドラマ

新文芸坐で映画『太陽の蓋』(2016年、監督:佐藤太)を鑑賞。併映の『FAKE』を目当てで出かけたのであまり期待しないで見る。太陽の蓋 [DVD]出版社/メーカー: オデッサ・エンタテインメント発売日: 2017/03/02メディア: DVDこの商品を含むブログを見る福島原…

【映画感想】『FAKE』(2016) / 佐村河内守の「ゴーストライター問題」を題材にしたドキュメンタリー映画

新文芸坐で『FAKE』(2016年、監督:森達也)を鑑賞。2014年に話題になった佐村河内守氏の「ゴーストライター問題」を題材にしたドキュメンタリー映画。聴覚障害を抱えながらゲーム音楽などを手掛け称賛されるも、ゴーストライターによる楽曲を自作として発表…

【映画感想】『珈琲時光』(2004) / ホウ・シャオシェン監督が日本で撮った静かな作品

新文芸坐の《輝き続ける、台湾ニューシネマの魅力》で映画『珈琲時光』(2004年)を鑑賞。併映は『黒衣の刺客』だったので、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督作品の二本立てだった。珈琲時光 [DVD]出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ発売日: 2005/03/29メデ…

【映画感想】『黒衣の刺客』(2015) / アートフィルム系の武侠映画

新文芸坐の《輝き続ける、台湾ニューシネマの魅力》で映画『黒衣の刺客』(2015年、監督:ホウ・シャオシェン)を鑑賞。黒衣の刺客 [Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2016/03/02メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見る8世紀後半の唐。13年…

【映画感想】『スター・トレック BEYOND』(2016) / 別にスタートレックでなくてもいいのでは…

近くのシネコンで映画『スター・トレック BEYOND』(2016年、監督:ジャスティン・リン)を見てきた。上映終了が予告されたので慌てて見に行ったが、もう打ち切りということは興行的にはいま一歩だったのだろうか。本作は「ケルヴィン・タイムライン」シリー…

【映画感想】『ニュルンベルク裁判~人民の裁き』(1946) / ソ連国内向けのプロパガンダ映画

DVDで『ニュルンベルク裁判~人民の裁き』(1946年、監督:ロマン・カルメン)を鑑賞。1945年、第2次世界大戦終結の年ニュルンベルクで開かれたナチ・ドイツ指導者たちに対する国際軍事裁判を描いた、ソ連のプロパガンダ映画。ニュルンベルク裁判~人民の裁き [D…

【映画感想】『江戸川乱歩の陰獣』(1977) / 乱歩の雰囲気が伝わる傑作

新文芸坐の《生誕100年・加藤泰》で映画『江戸川乱歩の陰獣』(1977年)を鑑賞。 江戸川乱歩の中編小説「陰獣」を原作に、加藤泰監督が初の探偵ものに挑戦した作品。あの頃映画松竹ブルーレイコレクション 江戸川乱歩の陰獣[Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売…

【映画感想】『真田風雲録』(1963) / 早すぎたミュージカル時代劇映画

新文芸坐の《生誕100年・加藤泰》で映画『真田風雲録』(1963年)を鑑賞。今年は大河ドラマ『真田丸』により真田幸村に注目が集まっているが、この映画は大坂の陣の真田十勇士を題材にしたミュージカル仕立ての異色の時代劇映画。これまで見たなかでもかなりヘ…

【映画感想】『赤穂城断絶』(1978) / 意外にフツーだった深作欣二監督の忠臣蔵

DVDを借りて映画『赤穂城断絶』(1978年、監督:深作欣二)を鑑賞する。映画『柳生一族の陰謀』(1978年)の大ヒットを受けて、 深作欣二と萬屋錦之介の組み合わせで忠臣蔵を題材として製作された作品である。赤穂城断絶 [DVD]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日…

【映画感想】『怪談』(1965) / 小泉八雲の原作を映像化したオムニバス作品

ユーロスペースの《生誕100年 小林正樹映画祭 反骨の美学》で、映画『怪談』(1965年、監督:小林正樹)を鑑賞。小泉八雲の原作から「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の4つの怪談話を映像化したオムニバス作品。怪談 東宝DVD名作セレクション出版…

【映画感想】『10 クローバーフィールド・レーン』(2016) / シェルター内の奇妙な共同生活

新文芸坐で映画『10 クローバーフィールド・レーン』(2016年、監督:ダン・トラクテンバーグを鑑賞。製作にJ・J・エイブラムスが名を連ねる。10 クローバーフィールド・レーン ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]出版社/メーカー: パラマウント発売日: 2016/10/…

【映画感想】『エクス・マキナ』(2015) / 機械仕掛けの人工知能

新文芸坐で映画『エクス・マキナ』(2015年、監督・脚本:アレックス・ガーランド)を鑑賞。ガーランド監督のデビュー作。公開当時に見逃して見たかった映画。エクス・マキナ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメ…

【映画感想】『からみ合い』(1962) / 山村聡の遺産をめぐるサスペンス映画

ユーロスペースで開催中の《生誕100年 小林正樹映画祭 反骨の美学》で、映画『からみ合い』(1962年)を鑑賞。先日、世田谷文学館の「生誕100年 映画監督・小林正樹」展を見て以来、気になっていた作品だが、DVDになっていないので渋谷まで足を伸ばす。余命3…

【映画感想】『零戦燃ゆ』(1984) / ノンフィクションと青春映画の両立

DVDで映画『零戦燃ゆ』(1984年、監督:舛田利雄)を鑑賞。東宝「8.15」シリーズのひとつ。原作は柳田邦男のノンフィクションであるが、映画化にあたり3人の若者を登場させて青春映画のテイストが追加されている。興行を考えてのことだろう。零戦燃ゆ [東宝DV…

【映画感想】『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016) / 山とはいったい何なのか?

新文芸坐で開催中の《平山秀幸映画屋〈カツドウヤ〉街道40年記念祭り》で映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(2016年、監督:平山秀幸)を鑑賞。夢枕獏による小説『神々の山嶺』の実写映画化。『魔界転生』は併映でなければ見なかっただろう。エヴェレスト 神々…

【映画感想】『魔界転生』(2003) / 前作より映像技術の進歩は感じられるが……

新文芸坐で開催中の《平山秀幸映画屋〈カツドウヤ〉街道40年記念祭り》で映画『魔界転生』(2003年、監督:平山秀幸)を鑑賞。原作は山田風太郎の伝奇小説。魔界転生 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2016/03/09メディア: DVDこの商品…

【映画感想】『十一人の侍』(1964) / 『十三人の刺客』の二番煎じ

《新文芸坐セレクション 絶対に観てほしい時代劇 新文芸坐が自信を持ってお贈りする問答無用の20本!》で、映画『十一人の侍』(1967年、監督:工藤栄一)を鑑賞。映画『十三人の刺客』(1963年)で確立された「集団抗争時代劇」という新ジャンルに分類される一…

【映画感想】『大殺陣』(1964) / 甲府宰相怪死事件を題材をとった「集団抗争時代劇」

《新文芸坐セレクション 絶対に観てほしい時代劇 新文芸坐が自信を持ってお贈りする問答無用の20本!》で、映画『大殺陣(だいさつじん)』(1964年、監督:工藤栄一)を鑑賞。映画『十三人の刺客』(1963年)で確立された「集団抗争時代劇」という新ジャンルの…

【映画感想】『少林寺拳法』(1975) / 千葉真一が少林寺拳法の創始者を演じるアクション映画

シネマヴェーラ渋谷の《鈴木則文復活祭》で映画『少林寺拳法』(1975年、監督:鈴木則文)を鑑賞。少林寺拳法の創始者・宗道臣の半生を描くアクション映画。主演は千葉真一。少林寺拳法 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2016/03/09メ…

【映画感想】『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015) / ディカプリオが悲願のアカデミー主演男優賞を獲った映画

早稲田松竹で映画『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年、監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)を鑑賞。マイケル・パンクの小説『蘇った亡霊:ある復讐の物語』(The Revenant: A Novel of Revenge)の映画化。レヴェナント:蘇えりし者 2枚組ブルーレ…

【映画感想】『ウォルト・ディズニーの約束』(2013) / 映画『メリー・ポピンズ』の製作にまつわる裏話

DVDで映画『ウォルト・ディズニーの約束』(2013年、監督:ジョン・リー・ハンコック)を鑑賞。1964年のディズニー映画『メリー・ポピンズ』の製作背景を描く。「メリー・ポピンズ」シリーズの作者であるP.L.トラヴァースの伝記映画でもある。ウォルト・ディズ…

【映画感想】『忍者武芸帖 百地三太夫』(1980) / 真田広之の初主演映画

シネマヴェーラ渋谷の《鈴木則文復活祭》で映画『忍者武芸帖 百地三太夫』(1980年、監督:鈴木則文)を鑑賞。ジャパンアクションクラブ(JAC)総出演の時代劇アクション映画。忍者武芸帖 百地三太夫 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2…

【映画感想】『聖獣学園』(1974) / 多岐川裕美の伝説のデビュー作

シネマヴェーラ渋谷の《鈴木則文復活祭》で映画『聖獣学園』(1974年、監督:鈴木則文)を鑑賞。多岐川裕美のデビュー作として知られる、修道院を舞台にしたエロティック・バイオレンス映画。東映ポルノの代表作のひとつ。聖獣学園 [DVD]出版社/メーカー: TOE…

「生誕100年 映画監督・小林正樹」展 @世田谷文学館

世田谷文学館で「生誕100年 映画監督・小林正樹」展を見てきました。『人間の條件』『切腹』『怪談』『化石』『東京裁判』などの作品で知られる映画監督・小林正樹の回顧展。今年は監督の生誕100年・没後20年にあたるとのことです。展示館のポスターは『切腹…

【映画感想】『星くず兄弟の伝説』(1985) / 80年代の雰囲気を色濃く伝えるカルトなSFロック・ミュージカル映画

テアトル新宿で開催中の《「観ずに死ねるか!傑作音楽シネマ88」出版記念上映会》で映画『星くず兄弟の伝説』(1985年、監督:手塚眞)を鑑賞。なんとスターダスト・ブラザーズ&手塚眞&近田春夫がゲスト出演するトークショー付きで上映されるオレ的神企画。…

【映画感想】『アイアムアヒーロー』(2016) / よくできた国産ゾンビ映画

早稲田松竹で映画『アイアムアヒーロー』(2016年、監督:佐藤信介)を鑑賞。花沢健吾の同名コミックの映画化。主演は大泉洋。R!5+指定。アイアムアヒーロー 豪華版 [Blu-ray]出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ発売日: 2016/11/02メディア: Blu-ra…

【映画感想】『がんばれ!ベアーズ』(1976) / 賞賛すべき70年代のアメリカ映画、ただし低予算

なぜか無性に見たくなって映画『がんばれ!ベアーズ』(1976年、監督:マイケル・リッチー)を借りてきた。原題は The Bad News Bears だが、なかなかナイスな邦題がついている。がんばれ!ベアーズ [DVD]出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメ…

【映画感想】『家族はつらいよ』(2016) / 家族をテーマに据えた安定の喜劇映画

新文芸坐で映画『家族はつらいよ』(2016年、監督:山田洋次)を鑑賞。併映の『殿、利息でござる!』を目当てに来館したがこちらの方が断然面白かった。山田洋次監督の85本目の映画で、監督にとって寅さん以来の喜劇映画。さすがに手馴れている。家族はつらい…

【映画感想】『殿、利息でござる!』(2016) / 分かりにくい地味すぎる時代劇

新文芸坐で映画『殿、利息でござる!』(2016年、監督:中村義洋)を鑑賞。原作は 磯田道史「穀田屋十三郎」(『無私の日本人』所収)で、実話に基づく。いわゆる「いい話」である。殿、利息でござる! [Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2016/10/05メディ…

【映画感想】『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016) / マーベル・コミックのヒーロー全員集合!!

早稲田松竹で映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年、監督: アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ)を鑑賞。「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの第13作。タイトルどおりヒーローたちの内紛を描く。シビル・ウォー/キャプテン・…

【映画感想】『ある機関助士』 (1963) / 大きなスクリーンで見る急行「みちのく」の勇姿

神保町シアターの《鉄道映画コレクション》という企画で記録映画『ある機関助手』 (1963年、監督・脚本:土本典昭)を鑑賞。フライヤーには、作品紹介には次のようにあった。この映画をお薦めの理由は「私が大きなスクリーンで観たいから」、と。岩波映像シリ…

Huluに『ソロモンの偽証』がノーカットで戻ってきた件

2か月ほど前に、期間限定でHuluで配信された映画『ソロモンの偽証』が大幅にカットされたテレビ版だったことにフンガイしたという記事を書いた。放送時間の制限のないネット動画配信サービスなのに何やってるのというワケである。その声が届いたのかわからな…

【映画感想】『FOUJITA』(2015) / 藤田嗣治を描いた「アート系映画」

早稲田松竹で映画『FOUJITA』(2015年、監督・脚本:小栗康平)を鑑賞する。洋画家・藤田嗣治(ふじたつぐはる、1886 - 1968年)を描いた作品だが伝記映画というわけでもない。主演はオダギリジョー。1920年代のパリ、そして1940年代の日本を舞台にする2部構成…

【映画感想】『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015) / 空売りに便乗したかったよ!

早稲田松竹で映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015年、監督:アダム・マッケイ)を鑑賞。サブプライム住宅ローン危機の中で巨額の利益を上げた投資家たちを描く。マネー・ショート 華麗なる大逆転 ブルーレイ+DVD セット [Blu-ray]出版社/メーカー: …

【映画感想】『スティーブ・ジョブズ』(2015) / 三幕構成の演劇仕立ての映画

早稲田松竹で映画『スティーブ・ジョブズ』(2015年、監督:ダニー・ボイル)を鑑賞。2013年に公開されたジョシュア・マイケル・スターン監督の同名映画(原題:Jobs)がジョブズの歩みを時系列に沿って描く伝記映画だったのに対し、本作はアップルの画期とな…

【映画感想】『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』(2016) / 上の句・下の句の同時上映を見てきました

目黒シネマで『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』(2016年、監督・脚本:小泉徳宏)を見てきました。出入り自由な名画座ですが、今回のプログラムは二部作なので観客が「下の句」終了時にほぼ総入れ替えになる珍しい風景が見られました。この映画は…

【映画感想】『砂上の法廷』(2016) / キアヌ・リーブス主演の法廷サスペンス

新文芸坐の《スクリーンで観ておきたい珠玉の名編Vol.25》で映画『砂上の法廷』(2016年、監督:イーライ・ロス)を鑑賞。目当ての『完全なるチェックメイト』の併映作品でノーマークだったが思わぬ拾い物だった。砂上の法廷 [Blu-ray]出版社/メーカー: ギャガ…

【映画感想】『完全なるチェックメイト』(2014) / チェスプレーヤーの伝記映画

新文芸坐の《スクリーンで観ておきたい珠玉の名編Vol.25》で映画『完全なるチェックメイト』(2014年、監督:エドワード・ズウィック)を鑑賞。変な邦題がついているが、原題は「Pawn Sacrifice」。偶然見た予告篇に惹かれて見に行ったがやや期待はずれだった…

【映画感想】『海月姫』(2014) / 能年玲奈は持ってるなぁと再確認できるアイドル映画

Huluで映画『海月姫』(2014年、監督:川村泰祐)を鑑賞。原作は東村アキコによる同名コミック作品。 [Blu-ray]" title="海月姫 [Blu-ray]">海月姫 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2015/07/02メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る…

【映画感想】『みんなのアムステルダム国立美術館へ 』(2014) / 美術館改修をめぐる大騒動を追ったドキュメンタリー

ここ十年ぐらい、東京にフェルメールやレンブラントの作品がやってくる機会が多かったと思いませんか。200年の歴史をもつアムステルダム国立美術館の創立以来の全面改修がその一因のようです。みんなのアムステルダム国立美術館へ [DVD]出版社/メーカー: ビ…

【映画感想】『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014) / シュテファン・ツヴァイクに捧ぐ

DVDで映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年、監督・脚本:ウェス・アンダーソン)を鑑賞。ヨーロッパ大陸の東端にあるという仮想の国ズブロフカ共和国が物語の舞台。ある高級ホテルのカリスマ的コンシェルジュである初老の男・ムッシュ・グスタヴ・H…

【映画感想】『サウルの息子』(2015) / ホロコーストの実態を知る新しい映像体験

早稲田松竹で映画『サウルの息子』(2015年、監督:ネメシュ・ラースロー)を鑑賞。ハンガリー映画。サウルの息子 [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet発売日: 2016/08/02メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見る1944年10月、アウシュヴィッツ=ビ…

【映画感想】『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』(1986) / 80年代のセゾン文化の輝き

目黒シネマで映画『ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け』(1986年、監督:山川直人)を鑑賞。山川監督のデビュー作。パルコが配給を行ったPARCOムービーの第一弾でもある。ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2002/10/23メ…

【映画感想】『ヘイトフル・エイト』(2015) / タランティーノ監督の第"8"作

目黒シネマで映画『ヘイトフル・エイト』(2015年、監督:クエンティン・タランティーノ)を鑑賞。南北戦争(1861 - 1865)終結から数年後のワイオミング州の山中を舞台にする西部劇。猛吹雪の中の家屋に閉じ込められた8人を描く。[asin:B01FQTVSSW:detail]映画…

【映画感想】『オデッセイ』(2015) / SF版ロビンソン・クルーソーを思わせる秀作

早稲田松竹で映画『オデッセイ』(2015年、監督:リドリー・スコット)を鑑賞。アンディ・ウィアーのSF小説『火星の人』(原題:The Martian)を原作とするSF映画。オデッセイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]出版社/メーカー: 20世紀フォックス…