退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

映画

【映画感想】『T2 トレインスポッティング』(2017) / 中年の危機を実感させる同窓会映画

早稲田松竹で映画『T2 トレインスポッティング』(2007年、監督:ダニー・ボイル)を鑑賞。90年代の伝説的青春映画『トレインスポッティング』(1996年)の20年ぶりの続編。オリジナルのスタッフとキャストが集結してが作られた続編が完成し話題になった。今回は…

【映画感想】『トレインスポッティング』(1996) / ダニー・ボイルの出世作

早稲田松竹で映画『トレインスポッティング』(1996年、監督:ダニー・ボイル)を鑑賞。アーヴィン・ウェルシュの同名小説の映画化。続編の映画『T2 トレインスポッティング』(2017年)との二本立てだった。2作を通して観るいい機会と思い出かけるが、整理券が…

【映画感想】『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016) / 家族の“熱い”愛を描いた感動ドラマ

新文芸坐で映画『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年、監督・脚本:中野量太)を鑑賞。主演は宮沢りえ。湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]出版社/メーカー: TCエンタテインメント発売日: 2017/04/26メディア: Blu-rayこの商品を含むブログを見る銭湯を…

【映画感想】『彼らが本気で編むときは、』(2017) / LGBTをテーマに据えた話題作

新文芸坐で映画『彼らが本気で編むときは、』(2017年、監督・脚本:荻上直子)を鑑賞。併映の宮沢りえ主演『湯を沸かすほどの熱い愛』を目当てに出かけたので期待せずに見た。というのも、前作『レンタネコ』がリアリティゼロだったこともあり、荻上監督作品…

新文芸坐の値上げで思ったこと

今月から池袋の名画座「新文芸坐」の入場料金が値上げされた。一律50円の値上げである。詳細は以下のとおり。値上げについては、前から案内が出ていたので驚かなかったが、実際に券売機で入場料金を払うとときには少し抵抗があった。私の記憶では入場料金が1…

【映画感想】『家族ゲーム』(1983) / 80年代日本映画の至宝にして森田芳光監督の出世作

東京国立近代美術館フィルムセンターの《映画プロデューサー 佐々木史朗》をいう企画で、映画『家族ゲーム』(1983年、監督:森田芳光)を鑑賞。日本アート・シアター・ギルド作品。(新・死ぬまでにこれは観ろ! ) [Blu-ray]" title="家族ゲーム(新・死ぬまでに…

【映画感想】『ブラッド・ワーク』(2002) / クリント・イーストウッド監督による手慣れたクライム・サスペンス

新文芸坐の《ワーナー・ブラザース シネマフェスティバル PART2 クリント・イーストウッド編》で映画『ブラッド・ワーク』(2002年)を鑑賞。監督・製作・主演クリント・イーストウッド。ブラッド・ワーク [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ…

【映画感想】『トゥルー・クライム』(1999) / クリント・イーストウッド監督・製作・主演による社会派サスペンス映画

新文芸坐の《ワーナー・ブラザース シネマフェスティバル PART2 クリント・イーストウッド編》で映画『トゥルー・クライム』(1999年)を鑑賞。監督・製作・主演クリント・イーストウッド。トゥルー・クライム [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース…

【映画感想】『ヒポクラテスたち』(1980) / 大森一樹監督の医大生体験を踏まえた青春群像映画

東京国立近代美術館フィルムセンターの《映画プロデューサー 佐々木史朗》をいう企画で、映画『ヒポクラテスたち』(1980年、監督:大森一樹)を鑑賞。日本アート・シアター・ギルド作品。ヒポクラテスたち HDニューマスター版 [Blu-ray]出版社/メーカー: キン…

【映画感想】『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』(2017) / クイルの出自に迫るシリーズ第2弾

近くのシネコンで、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』(2017年、監督・脚本:ジェームズ・ガン)をHuluを解約する前のMARVEL祭り前作を予習してから見てきました。上映終了ぎりぎりでした。本作は、2014年の映画『ガーディアンズ・オブ…

【映画感想】『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017) / レジェンダリー・ピクチャーズのモンスターバースシリーズ第2作

目黒シネマで映画『キングコング: 髑髏島の巨神』(2017年、監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ)を鑑賞。レジェンダリー・ピクチャーズ製作のモンスターバースシリーズの第2作。『GODZILLA ゴジラ』(2014年)と世界観がクロスオーバーする作品で、2020年に…

【映画感想】『ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火』(2012) / 独ソ戦車戦を描いたロシア映画

K's cinemaの《彩プロ30周年記念特集上映》という企画で、映画『ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火』(2012年、監督: カレン・シャフナザーロフ)を見てきた。第二次世界大戦の西部戦線のおけるドイツ戦車とロシアの戦いが描かれる。ホワイトタ…

【映画感想】『惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団』(1977) / 松本零士原作のTVシリーズの劇場公開版

シネマヴェーラ渋谷の《石井輝男十三回忌》で『惑星ロボ ダンガードA対昆虫ロボット軍団』(1977年、演出:石井輝男、明比正行)を鑑賞。巨大ロボットが活躍する松本零士原作のTVシリーズの劇場公開版。1977年夏の「東映まんがまつり」で公開されたアニメ作品…

【映画感想】『鋼鉄の巨人 怪星人の魔城』『鋼鉄の巨人 地球滅亡寸前』(1957)

シネマヴェーラ渋谷の《石井輝男十三回忌》で『鋼鉄の巨人 怪星人の魔城』『鋼鉄の巨人 地球滅亡寸前』(1957年)を鑑賞。新東宝制作の『鋼鉄の巨人(スーパージャイアンツ)』シリーズの第2弾前後篇。主演は宇津井健。スーパージャイアンツ collection BOX [D…

【映画感想】『マグニフィセント・セブン』(2016) / 「荒野の七人」のリメイクだけどイマイチ…

新文芸坐で映画『マグニフィセント・セブン』(2016年、監督: アントワーン・フークア)を鑑賞。1954年の黒澤明監督の『七人の侍』を基にした1960年の西部劇映画『荒野の七人』のリメイクである。マグニフィセント・セブン [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピ…

【映画感想】『ザ・コンサルタント』(2016) / 「必殺仕事人」のような映画かと思ったが背後に重いテーマがあった…

新文芸坐で映画『ザ・コンサルタント』(2016年、監督:ギャヴィン・オコナー)を鑑賞。ベン・アフレック主演のアクション映画。原題はThe Accountant。ザ・コンサルタント ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]出版社/メーカー:…

【映画感想】『時代屋の女房』(1983) / 渡瀬恒彦追悼企画だがやはり夏目雅子の映画

新文芸坐の《追悼 渡瀬恒彦 銀幕に刻まれた不死身の役者魂》という企画で、映画『時代屋の女房』(1983年、監督:森崎東 )を鑑賞。原作は直木賞を受賞した村松友視の同名小説。あの頃映画 「時代屋の女房」 [DVD]出版社/メーカー: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)発…

【映画感想】『波光きらめく果て』(1986) / 自由奔放に生きる女性の姿を描く。ただし美人に限る

新文芸坐の《追悼 渡瀬恒彦 銀幕に刻まれた不死身の役者魂》という企画で、映画『波光きらめく果て』(1986年、監督:藤田敏八 )を鑑賞。高樹のぶ子の同名小説の映画化。主演は松坂慶子。波光きらめく果て [VHS]出版社/メーカー: 松竹発売日: 1986/12/21メデ…

【映画感想】『極悪拳法』(1974) / 渡瀬恒彦主演の東映アクション映画

新文芸坐の《追悼 渡瀬恒彦 銀幕に刻まれた不死身の役者魂》という企画で、映画『極悪拳法』(1974年、監督:小沢茂弘 )を鑑賞。アクション映画のイメージがあまりない渡瀬恒彦が空手二段の腕前を存分に発揮した東映アクション映画。第一次大戦中、日本の動向…

【映画感想】『栄光のランナー/1936ベルリン』(2014) / 人種差別のなか活躍した黒人陸上選手の快挙を描く

新文芸坐の《シリーズ「映画と歴史」(1) 映画に刻まれたナチスの爪痕》という企画で、映画『栄光のランナー/1936ベルリン』(2016年、監督:スティーヴン・ホプキンス)を鑑賞。原題は"RACE"という言葉遊びを思わせる洒落たタイトルになっている。栄光のラン…

【映画感想】『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(2014) / 落ちこぼれクラスとベテラン教師の物語

新文芸坐の《シリーズ「映画と歴史」(1) 映画に刻まれたナチスの爪痕》という企画で、映画『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』(2014年、監督:マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール)を鑑賞。フランス映画。奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ[DVD]出版社/メーカ…

【映画感想】『地獄の黙示録 劇場公開版』(1979) / 戦後アメリカ映画の金字塔!?

早稲田松竹で映画『地獄の黙示録』(1979年、監督:フランシス・フォード・コッポラ)を鑑賞。2001年に監督自身が再編集した『特別完全版』が公開されているが、今回の上映は「劇場公開版」で、デジタル・リマスターされたDCPによる上映。地獄の黙示録 劇場公…

【映画感想】『おっぱいバレー』(2009) / いろいろ惜しい青春グラフィティ

Huluで映画『おっぱいバレー』(2009年、監督:羽住英一郎)を鑑賞。原作は水野宗徳の同名小説。主演は綾瀬はるか。おっぱいバレー [DVD]出版社/メーカー: VAP,INC(VAP)(D)発売日: 2009/10/21メディア: DVD購入: 4人 クリック: 404回この商品を含むブログ (88…

伊藤麻衣子の「奥秩父子守唄」をSptifyで見つけた!

伊藤麻衣子(現・いとうまい子)の主演映画『愛の陽炎』(1985年)で使われていた楽曲「奥秩父子守」をSpotifyで見つけました。この楽曲は巨匠・橋本忍の作詞で伊藤が歌唱していますが、以前からちょっと気になっていた曲です。私が持っている伊藤麻衣子のベス…

【映画感想】『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016) / 主役・黒木華に当て書きした長編映画

新文芸坐の《気になる日本映画達<アイツラ> 2016》で映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』(2016年、監督・脚本:岩井俊二)を鑑賞。主役の黒木華をイメージして執筆したという岩井俊二監督の小説を自ら映画化した作家性の高い映画。上映時間が3時間という…

【映画感想】『後妻業の女』(2016) / どうもラストが納得できない

新文芸坐の《気になる日本映画達<アイツラ> 2016》で映画『後妻業の女』(2016年、監督: 鶴橋康夫)を鑑賞。原作は 黒川博行の小説『後妻業』。 高齢の資産家に近づき結婚、死んだら遺産を全額相続するという「後妻業」とその相棒を題材にした作品。主演は…

【映画感想】『日本で一番悪い奴ら』(2016) / 警察史上最大の不祥事をモチーフにした驚愕のドラマ

新文芸坐の《気になる日本映画達<アイツラ> 2016》で映画『日本で一番悪い奴ら』(2016年、監督:白石和彌)を鑑賞。稲葉圭昭のノンフィクション「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」が原作。いわゆる稲葉事件をモチーフにしている。日本で一番悪い奴ら DVD…

【映画感想】『マイ・インターン』(2015) / よくできたヒューマンストーリーだがやや退屈

DVDで映画『マイ・インターン』(2015年、監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ)を鑑賞。ニューヨークを拠点に活躍するファッション通販サイトの若き女社長・ジュールス(アン・ハサウェイ)の部下として、ある日70歳のインターン・ベン(ロバート・デ・ニーロ)…

【映画感想】『十三人の刺客』(2010) / 三池崇史監督による時代劇アクション巨編

新文芸坐の松方弘樹追悼企画《「無冠の男 松方弘樹伝」刊行記念 追悼 松方弘樹 演じた! 作った! 撮った! 映画をこよなく愛した最後のスター》で、『十三人の刺客』(2010年、監督:三池崇史)を鑑賞。工藤栄一による集団時代劇の名作『十三人の刺客』(1963年)…

【映画感想】『流れ板七人』(1997) / 松方弘樹が演じる普通の中年男性

新文芸坐の松方弘樹追悼企画《「無冠の男 松方弘樹伝」刊行記念 追悼 松方弘樹 演じた! 作った! 撮った! 映画をこよなく愛した最後のスター》で、『流れ板七人』(1997年、監督:和泉聖治)を鑑賞。人気コミック『流れ板竜二』(牛次郎脚本、笠太郎作画)の映…