退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

映画

【映画感想】『眠狂四郎殺法帖』(1963) / 市川雷蔵版眠狂四郎シリーズ第1作

DVDで映画『眠狂四郎殺法帖』(1963年、監督:田中徳三)を鑑賞。大映映画による市川雷蔵主演の眠狂四郎シリース第1作。原作は柴田錬三郎。眠狂四郎殺法帖 [DVD]出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2017/03/24メディア: DVDこの商品を含むブログを見…

【映画感想】『小説家を見つけたら』(2000) / 世代や人種を超えた友情

DVDで映画『小説家を見つけたら』(2000年、監督:ガス・ヴァン・サント)を鑑賞。ショーン・コネリー主演。小説家を見つけたら [AmazonDVDコレクション]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2016/09/21メディア: DVDこの商品を含…

【映画感想】『運び屋』(2018) / クリント・イーストウッドが監督・主演の務める犯罪映画

先日、新文芸坐で映画『運び屋』(2018年)を見てきた。監督と主演をクリント・イーストウッドが務める犯罪映画。実話を基にしたフィクション。運び屋 ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメン…

【読書感想】内田裕也 『俺は最低な奴さ』(白夜書房、2009年)

内田裕也のインタビュー本。内田は今年3月に亡くなっているので、他界する約10年前に出版された本になる。69余年に渡る半生を赤裸々に語っている。インタビューアーは近田春夫。内田裕也 俺は最低な奴さ作者: 内田裕也出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2009…

【映画感想】『ウトヤ島、7月22日』(2018年) / ノルウェーの銃乱射事件を扱った映画

新文芸坐で『ウトヤ島、7月22日』(2018年、監督:エリック・ポッペ)を鑑賞。まったくマークしてなかったが、映画館で見た予告編に衝撃を受けて足を運んでみた。映画『ウトヤ島、7月22日』予告編2011年7月22日にノルウェーで発生した連続テロ事件を扱った映画…

【映画感想】『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019) / 東宝ゴジラの怪獣大集合で満足したが…

先日近くのシネコンで映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年、監督:マイケル・ドハティ)を鑑賞。レジェンダリー・ピクチャーズによるモンスターバースシリーズ第3作。怪獣映画ファンを自認する私としては見逃せない。怪獣バトルシーンはよくで…

30年前に公開されたアニメ映画『ヴイナス戦記』(1989)が懐かしい

先週末、AbemaTVで配信されてたアニメ映画『ヴイナス戦記』(監督:安彦良和)を見た。近未来の金星を舞台にした戦争SFアニメ映画。これを全編見せてくれるという、AbemaTVの太っ腹に乾杯。ヴイナス戦記 (特装限定版) [Blu-ray]出版社/メーカー: バンダイナ…

【映画感想】『渋滞』(1991) / 日本人は本当に豊かになったのか問いかけるロードムービー

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『渋滞』(1991年、監督:黒土三男)を鑑賞。年末、四国・真鍋島まで帰郷するサラリーマン一家を描いたロードムービー。渋滞 [DVD]出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 2000/11/24…

【映画感想】『極道の妻たち 三代目姐』(1989) / 「極妻」シリーズ第3作

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『極道の妻たち 三代目姐』(1989年、監督:降旗康男)を鑑賞。五社英雄監督が岩下志麻主演で撮った東映ヤクザ映画『極道の妻たち』(1986年)が人気を博し、監督や出演者を変えながら…

【映画感想】『化石の森』(1973) / 女性たちに囚われるエリート医師。ショーケン主演だが杉村春子の映画

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『化石の森』(1985年、監督:篠田正浩)を鑑賞。原作は石原慎太郎の同名小説。化石の森 [DVD]出版社/メーカー: 東宝発売日: 2005/05/27メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブ…

【映画感想】『瀬降り物語』(1985) / 民俗学的には価値があるのかもしれないが娯楽映画としては期待はずれ

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『瀬降り物語』(1985年、監督・脚本:中島貞夫)を鑑賞。瀬降り物語 [DVD]出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)発売日: 2019/02/06メディア: DVDこの商品を含むブログを見る…

【映画感想】『めまい』(1971) / 辺見マリ主演のアイドル映画

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『めまい』(1971年、監督:斎藤耕一)を鑑賞。ヒッチコックのVertigoとはまったく関係ない、辺見マリ主演のアイドル映画。映画タイトルは辺見の4枚目のシングル曲から。高校時代、セ…

【映画感想】『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』(1969) / テンプターズ唯一の主演映画

新文芸坐の《追悼・萩原健一 銀幕の反逆児に、別れの“ララバイ”を》で、映画『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』(1969年、監督:内川清一郎)を鑑賞。ザ・テンプターズ唯一の主演映画。ショーケンは鳩を飼い、母親(新珠三千代)の再婚話に悩む高校生役…

【映画感想】『ザ・パッセージ/ピレネー突破口』(1979) / B級ナチス映画の枠にとどまらない戦争映画の佳作

新文芸坐の《魅惑のシネマ・クラシックスVol.32》で、映画『ザ・パッセージ/ピレネー突破口』(1979年、監督:J・リー・トンプソン)を鑑賞。イギリス映画。初見。ザ・パッセージ/ピレネー突破口 HDニューマスター版 [Blu-ray]出版社/メーカー: TCエンタテイン…

【映画感想】『恐怖の報酬〈オリジナル完全版〉』(1977) / ニトログリセリンをトラックで運ぶ話。リメイク版

新文芸坐の《魅惑のシネマ・クラシックスVol.32》で、映画『恐怖の報酬』(1977年、監督:ウィリアム・フリードキン)を鑑賞。イブ・モンタン主演、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の同名作品のリメイク版。恐怖の報酬【オリジナル完全版】 [Blu-ray]アーテ…

【映画感想】『エロティックな関係』(1992) / オールフランスロケでもダメなものはダメ

新文芸坐の《追悼 内田裕也 スクリーン上のロックンロール》という追悼企画で、映画『エロチックな関係』(1992年、監督:若松孝二)を鑑賞。内田がかつて出演した『エロチックな関係』(1978年)をパリに舞台を移してリメイク。エロティックな関係 [DVD]出版社…

【映画感想】『エロチックな関係』(1978) / 洒落たハードボイルド風味の日活ロマンポルノ

新文芸坐の《追悼 内田裕也 スクリーン上のロックンロール》という追悼企画で、映画『エロチックな関係』(1978年、監督:長谷部安春)を鑑賞。レイモン・マルロー原作の「春の自殺者」を翻案した日活ロマンポルノ作品。R18+作品。エロチックな関係メディア: P…

【映画感想】『ROMA/ローマ』(2018) / アルフォンソ・キュアロン監督の半自伝的映画

早稲田松竹のレイトショーで映画『ROMA/ローマ』(2018年)を鑑賞。 アルフォンソ・キュアロン監督の半自伝的映画。Netflixが配給したことでも話題になった。ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞受賞作品。白黒映画。1970年のメキシコシティのローマ地区が舞台。医…

別冊映画秘宝「昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑」を読んでみた

別冊映画秘宝「昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑」というムックを手に取ってみました。「特撮秘宝」の流れを汲むムックのようですが、「特撮秘宝」より大判なのがうれしい。別冊映画秘宝 昭和メカゴジラ鋼鉄図鑑 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)作者: 友井健人出版社/メー…

【映画感想】『水のないプール』(1982) / ジンジャーエールが飲みたくなる映画だが女性には向かないので要注意

新文芸坐の《追悼 内田裕也 スクリーン上のロックンロール》という追悼企画で、映画『餌食』(1982年、監督:若松孝二)を鑑賞。実際の事件にヒントを得た内田が若松監督に映画化を持ちかけたという内田の代表作。主人公のやってることはサイテーだが、生きる…

【映画感想】『餌食』(1979) / 日本では珍しいレゲエ映画。内田裕也とレゲエの取り合わせが不思議

新文芸坐の《追悼 内田裕也 スクリーン上のロックンロール》という追悼企画で、映画『餌食』(1979年、監督:若松孝二)を鑑賞。内田裕也の追悼には外せない作品。餌食 [VHS]出版社/メーカー: 東映ビデオ発売日: 1987/08/14メディア: VHS クリック: 3回この商…

【映画感想】『THE GUILTY/ギルティ』(2018) / 新しい感覚のサスペンス映画

新文芸坐で映画『THE GUILTY/ギルティ』(2018年、監督:グスタフ・モーラー)を鑑賞。「電話からの声と音だけで、誘拐事件を解決する」というデンマーク産のサスペンス映画。映画『ファースト・マン』の併映作品。まったくマークしてなかった映画。デンマーク…

【映画感想】『ファースト・マン』(2019) / 人類で初めて月面に立ったニール・アームストロングの伝記映画

新文芸坐で映画『ファースト・マン』(2019年、監督:デイミアン・チャゼル)を鑑賞。人類で初めて月面に降り立った、アポロ11号船長ニール・アームストロング(Neil Armstrong, 1930-2012)の伝記映画。ファースト・マン ブルーレイ+DVD [Blu-ray]出版社/メー…

【映画感想】『空母いぶき』(2019) / 原作とはまったくの別物のオリジナル。リアリティは皆無

近くのシネコンで映画『空母いぶき』(2019年、監督:若松節朗)を鑑賞。原作はかわぐちかいじの同名漫画。主演は西島秀俊。周囲の評判はサイアクだったので、見るかどうか迷ったが、原作者へのお布施だと思って観てきた。原作は連載中ということもあり、原作…

【映画感想】『サバイバルファミリー』(2017) / 電気が消滅した世界でのサバイバル家族

Amazonプライム・ビデオでで映画『サバイバルファミリー』(2017年)を鑑賞。脚本・監督は矢口史靖。主演は小日向文世。サバイバルファミリー Blu-ray出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2017/09/20メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見る…

【映画感想】『キングコング対ゴジラ 4Kデジタルリマスター版』(1962) / ゴジラシリーズ第3作

新文芸坐の《「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」公開まで待ちきれない! これがゴジラだ!怪獣だ! 新文芸坐 大ゴジラまつり》という企画で、映画『キングコング対ゴジラ 4Kデジタルリマスター版』(1962年、監督:本多猪四郎)を鑑賞。" title="キングコ…

【映画感想】『東ベルリンから来た女』(2012) / ニーナ・ホスのクール・ビューティーに乾杯

DVDで映画『東ベルリンから来た女』(2012年、監督:リスティアン・ペッツォルト)を鑑賞。ニーナ・ホス主演。東西冷戦下の東ドイツの田舎町。国外脱出を計画をする女医を描いたヒューマンドラマ。東ベルリンから来た女 [DVD]出版社/メーカー: アルバトロス発…

【映画感想】『おもちゃ』(1998) / 深作欣二監督が晩年に撮った色街モノ。宮本真希のヌードが美しい

国立映画アーカイブの《映画監督 深作欣二》という企画で映画『おもちゃ』(1998年)を鑑賞。溝口健二監督の『祇園の姉妹』(1936年)のオマージュとして新藤兼人が書いた小説が原作、新藤自身が脚本化している。主演・宮本真希のデビュー作。「おもちゃ」のタイ…

「『しねまんすりい』リニューアル」に思う

机まわりを整理していたら、昔の「しねまんすりい」が出てきた。これを見て、今月から「しねまんすりい」がリニューアルされたことを思い出した。「しねまんすりい」というのは、池袋の名画座「新文芸坐」のスケジュール表のこと。どのようにリニューアルさ…

【訃報】京マチ子さん死去

大映で活躍した女優・京マチ子さんの訃報が報じられた。95歳。www.nikkansports.com彼女は戦前、大阪松竹少女歌劇団(OSK)で活躍し、戦後は大映に入社して若尾文子、山本富士子とともに大映の看板女優として大活躍した。大映ファンを自称するファンとしては大…