退屈な日々 / Der graue Alltag

将来の展望が見えない現代。それでも映画や本を楽しみ、ダラダラと過ごす日常を生暖かく記録する。

映画

【映画感想】『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018) / ロン・ハワード監督の西部劇

近くのシネコンで『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018年、監督:ロン・ハワード)を見てきた。上映終了が迫っていたが、館内は結構混んでいた。本作は「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品の第2作。過去のシリーズでハリソン・フォー…

【映画感想】『本能寺ホテル』(2017) / 綾瀬はるかが戦国時代にタイムスリップするSF映画

DVDで映画『本能寺ホテル』(2017年、監督:鈴木雅之)を鑑賞。ヒロイン・綾瀬はるかが、本能寺の変の前日にタイムスリップして織田信長に出会うSF映画。タイトルはなかなか上手い。本能寺ホテル Blu-rayスタンダード・エディション出版社/メーカー: ポニーキ…

大映映画スチール写真集『いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。』(DU BOOKS、2018年)

書店で見かけた大映映画のスチール写真集を手に取ってみました。「スチール写真」とは、プログラムピクチャーの時代に宣伝素材として撮影された写真のこと。いまでも名画座のロビーで見る機会があります。いま見ているのが夢なら止めろ、止めて写真に撮れ。 …

【映画感想】『神田川』(1974) / 関根恵子と草刈正雄の美男美女カップルによる同棲生活ストーリー

新文芸坐の《二枚目は笑顔で殺す 草刈正雄スペシャルッ!》で、映画『神田川』(1974年、監督:出目昌伸)を鑑賞。大ヒット曲「神田川」の作詞家・喜多条忠の自伝的小説の映画化。映画に曲が使われているが、歌詞とは無関係。神田川 [DVD]出版社/メーカー: 東…

【映画感想】『あにいもうと』(1976) / 草刈正雄特集だけど秋吉久美子の映画

新文芸坐の《二枚目は笑顔で殺す 草刈正雄スペシャルッ!》で、映画『あにいもうと』(1976年、監督:今井正)を鑑賞。原作は室生犀星の短編小説。3度めの映画化。東宝映画。あにいもうと 詩人の別れ (講談社文芸文庫)作者: 室生犀星出版社/メーカー: 講談社発…

【映画感想】『0093 女王陛下の草刈正雄』(2007) / 力の抜けた本格パロディスパイ映画!?

新文芸坐の《二枚目は笑顔で殺す 草刈正雄スペシャルッ!》で、映画『0093 女王陛下の草刈正雄』(2007年、監督:篠崎誠)を鑑賞。今回のような草刈正雄特集でもなければ、劇場で上映されることはないだろうトンデモ映画。これは見逃せない! 0093女王陛下の草…

『シン・ゴジラ』がAmazonプライム・ビデオにやってきた。東宝への期待が高まります

映画『シン・ゴジラ』(2016年)が、Amazonプライム・ビデオで配信されています。さっそく見てみました。シン・ゴジラ Blu-ray2枚組出版社/メーカー: 東宝発売日: 2017/03/22メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (30件) を見るこれまで映画館で三回、そして…

【映画感想】『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』二本立て

新文芸坐でバーフバリを見てきました。『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)と『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)の二本立て。 S・S・ラージャマウリ監督による二部構成の映画叙事詩です。もちろんインド映画。ちなみに「王の凱旋」はインターナショナル版でした。…

【映画感想】『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968) / 山本五十六といえばやはり三船敏郎

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968年、監督:丸山誠治)を鑑賞。東宝の8・15シリーズの第2作。太平洋戦争開戦時の連…

【映画感想】『血と砂』(1963) / 岡本喜八監督らしい反戦映画の傑作

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『血と砂』(1963年、監督:岡本喜八)を鑑賞。白黒映画。将官を演じることが多い三船敏郎が曹長を演じている。血と砂 […

【映画感想】『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960) / 真珠湾攻撃とミッドウェイ海戦で1粒で2度美味しい

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐』(1960年、監督:松林慎司)を鑑賞。空母「飛龍」の搭乗員の視点から真珠…

【映画感想】『日本海大海戦』(1969) / 日露戦争を描いたスペクタル巨編。特撮は必見!

新文芸坐の《「三船敏郎、この10本」刊行記念 永遠の映画スター 三船敏郎 没後20年/映画デビュー70年記念上映会》という企画上映で、映画『日本海大海戦』(1969年、監督:丸山誠治)を鑑賞。東宝オールスターの大作。日本海大海戦 [東宝DVD名作セレクション]…

シネマヴェーラ渋谷が入れ替え制に

名画座「シネマヴェーラ渋谷」が、7月21日から二本立てから一本立て・入れ替え制に移行しました。シネコンでは全席指定・入れ替え制で上映されていますが、名画座では伝統的に二本立てのスタイルで上映していることがあります。この場合、基本的に自由席・入…

【映画感想】『はだかっ子』(1961) / 田坂具隆監督によるジュブナイル映画の大傑作

シネマヴェーラ渋谷の《女優 有馬稲子》 で映画『はだかっ子』(1961年、監督:田坂具隆)を鑑賞。戦争で父を亡くした少年は、母とともに貧しい生活を余儀なく送っていたが、小学校の先生や周りの人たちの支援により、たくましく生きていく姿を描く。児童映画…

【映画感想】『赤い陣羽織』(1958) / 歌舞伎座製作の民話仕立ての喜劇

シネマヴェーラ渋谷の《女優 有馬稲子》 で映画『赤い陣羽織』(1958年、監督:山本薩夫)を鑑賞。原作は木下順二による戯曲。中村勘三郎の映画初出演作。タイトルにある「赤い」を活かすためか、カラーの松竹グランドスコープで撮られた。今回は併映の『はだ…

【映画感想】『勝手にふるえてろ』(2017) / 松岡茉優の初主演による妄想力爆発の恋愛映画

早稲田松竹で映画『勝手にふるえてろ』(2017年、監督・脚本:大九明子)を鑑賞。原作は綿矢りさの同名小説。松岡茉優の初主演作。原作者と主演で期待していた作品。勝手にふるえてろ [Blu-ray]出版社/メーカー: Sony Music Marketing inc. (JDS) = DVD =発売…

【映画感想】『KUBO/クボ 二本の弦の秘密 』(2016) / 愛すべきストップモーションアニメ

新文芸坐で『KUBO/クボ 二本の弦の秘密 』(2016年、監督:トラヴィス・ナイト)を見てきた。スタジオライカによるストップモーションアニメ。日本リスペクトした作品として話題を集めた。公開時見ようと思ったが公開館が少なくあれあれというまに見逃して、よ…

【映画感想】『黒木太郎の愛と冒険』(1977) / 田中邦衛主演による森崎東の人生賛歌

神保町シアターの《七〇年代の憂鬱 退廃と情熱の映画史》という企画上映で、映画『黒木太郎の愛と冒険』(1977年、監督・脚本:森崎東)を鑑賞。田中邦衛主演。ATG作品。黒木太郎の愛と冒険発売日: 2013/11/26メディア: Amazonビデオこの商品を含むブログを見…

【映画感想】『スリー・ビルボード』(2017) / 脚本が素晴らしいクライム・サスペンスの大傑作

新文芸坐で『スリー・ビルボード』(2017年、監督・脚本:マーティン・マクドナー)を鑑賞。道路脇の看板広告に掲げられた地元警察に対する批判的メッセージが、コニュニティーに起こした波紋を描くクライム・サスペンス。スリー・ビルボード 2枚組ブルーレイ&…

【映画感想】『15時17分、パリ行き』(2018) / イーストウッド監督しか撮れない映画

新文芸坐で『15時17分、パリ行き』(2018年)を鑑賞。アムステルダムからパリに向かう高速鉄道タリスで実際にあったテロ事件と、それに果敢に立ち向かった3人の米国人の若者を描く。主演の3人は実際に事件に遭遇した3人を本人役として起用している。クリント・…

【映画感想】『傷だらけの勲章』(1986) / 西城秀樹主演のポリス・アクション映画

新文芸坐の《緊急上映 追悼・西城秀樹》という追悼企画で映画『傷だらけの勲章』(1986年、斎藤光正監督 )を鑑賞。主演は西城秀樹。『愛と誠』(1974年)との二本立て。エジプトを舞台に、日本の刑事・都筑(西城秀樹)が活躍する姿を描いたポリス・アクション…

【映画感想】『修羅雪姫 怨み恋歌』(1974) / シリーズ第2弾は反体制映画。岸田森の怪演が光る

新文芸坐で開催中の《CD「追憶」発売記念&梶芽衣子著「真実」刊行記念 梶芽衣子映画祭》で、映画『修羅雪姫 怨み恋歌』(1974年、藤田敏八監督)を鑑賞。小池一雄&上村一夫コンビによる同名劇画の映画化。東映映画。『修羅雪姫』との二本立て。修羅雪姫 怨み…

【映画感想】『修羅雪姫』(1973) / タランティーノも認めた日本のアクション映画

新文芸坐で開催中の《CD「追憶」発売記念&梶芽衣子著「真実」刊行記念 梶芽衣子映画祭》で、映画『修羅雪姫』(1973年、藤田敏八監督)を鑑賞。小池一雄&上村一夫コンビによる同名劇画の映画化。東映映画。『修羅雪姫 怨み恋歌』との二本立て。修羅雪姫 [DVD]…

【映画感想】『街の灯』(1974) / 堺正章主演の人情喜劇。栗田ひろみ出演作

神保町シアターの《七〇年代の憂鬱 退廃と情熱の映画史》という企画上映で、映画『街の灯』(1974年、監督・脚本:森崎東)を鑑賞。堺正章主演の人情喜劇。松竹映画。街の灯 [VHS]出版社/メーカー: 松竹発売日: 1990/03/16メディア: VHS クリック: 6回この商品…

「1973『日本沈没』完全資料集成 」で思ったこと

70年代日本パニック映画の金字塔『日本映画』(1973年、監督:森谷司郎)という映画があった。小松左京のベストセラー小説を、当時5億円の巨費を投じて映画化し、社会現象と言われるほどの記録的なヒットとなった作品だ。この本は、初公開を含む写真と資料を集…

【映画感想】『女囚さそり 701号怨み節』(1973) / シリーズ第4弾。梶芽衣子版の最終作

新文芸坐で開催中の《CD「追憶」発売記念&梶芽衣子著「真実」刊行記念 梶芽衣子映画祭》で、映画『女囚さそり 701号怨み節』(1973年、長谷部安春監督)を鑑賞。篠原とおる原作のコミックの映画化。東映映画。併映は『野良猫ロック セックス・ハンター』だっ…

【映画感想】『野良猫ロック セックス・ハンター』(1970) / シリーズ第5弾。精悍な安岡力也がかっこいい

新文芸坐で開催中の《CD「追憶」発売記念&梶芽衣子著「真実」刊行記念 梶芽衣子映画祭》で、映画『野良猫ロック セックス・ハンター』(1970年、長谷部安春監督)を鑑賞。全5作が公開された「野良猫ロック」シリーズ第5弾。70年代の日活映画らしいアクション…

【映画感想】『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』(1968) / 昭和ガメラ第4作。今度の敵は宇宙からの侵略者だ!

オールナイト《新文芸坐 昭和ガメラまつり 2018》で映画『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』(1968年、湯浅憲明監督)を鑑賞。昭和ガメラシリーズ第4作。この映画からガメラは停滞期と言ってよいだろう。公開同時に興行的に成功したかどうかは別にして、大人の鑑賞に…

【映画感想】『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967) / 昭和ガメラ第3作。ギャオスの殺人音波がスゴい

オールナイト《新文芸坐 昭和ガメラまつり 2018》で映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(1967年、湯浅憲明監督)を鑑賞。昭和ガメラシリーズ第3作。大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス [Blu-ray]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発売日: 2009/07/24メ…

【映画感想】『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(1966) / 昭和ガメラ第2作は大人向け

オールナイト《新文芸坐 昭和ガメラまつり 2018》で映画『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』(1966年、田中重雄監督)を鑑賞。昭和ガメラシリーズ第2作。この作品から総天然色。大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン [Blu-ray]出版社/メーカー: 角川エンタテインメント発…